【悲報】日本のリセッション入りが濃厚で、再び叩かれる『アベノミクス』。民衆が好景気を享受できなかったのは、政策の失敗なのか?

投資の考え方
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先日記事にも取り上げたように、先日内閣府が発表した日本の2019年10〜12月期のGDPは年率6.3%のマイナスとなりました。

【超絶悲報】日本の10〜12月期のGDP、年率6.3%の大幅マイナス。原因はやっぱりアイツ。
日経新聞によると、内閣府が今朝発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比1.6%減、年率換算では6.3%減だったことが明らかになりました。この年率でのマイナス幅は14年...

特に家計消費は前期比年率-11.5%と、リーマンショック直後の2008年10-12月の-6.0%を上回る減少となっています。

さらに、現在進行中の2020年1〜3月期のGDPも、ほぼ確実にマイナスとなるであろうことから、本格的な『リセッション入り』ではないかとウワサされています。

そもそも、日本では『リセッション入り』の定義はないのですが、米国では四半期ごとに発表されるGNP(国民総生産)が2四半期連続して下回った時点でリセッションと判断されます。

GNPとGDPの違いはあるものの、2四半期連続で下回ったとすればかなり警戒すべき事象であることは間違い無いようです。

そんな中で、久しぶりにアノ論調が復活してまいりました。景気が悪化し始めるとよく出てくる、『アベノミクスの失敗』論者が最近再び活発に活動しております。

彼らの論調をまとめると、『アベノミクスなんて言う政策で国民は豊かにならない』とか『巻き上げた税金を使って株価の上下をしていただけ』などと言う感じですかね。あとは何の生産性もない貧乏自慢とか。景気の悪化が見え始めると一気にこう言う論調の民衆がどこからともなく湧いてきますね。実に見苦しいです。

確かにそれは違うだろ!と思うような政策もたくさんありますが、こと『アベノミクス』に関して、数年間にわたって株価を無理やりにでも引き上げたこと自体は一定の評価をしても良いのではないだろうかと私は思います。

なんだかんだ言っても、2012年の末頃に1万円未満だった日経平均を現在2万3,000円台にまで回復させ、7年ちょっとで日経平均を倍以上に成長させているのです。年率で言えばおよそ11%ほどです。決してリターンは悪くはなかったと言えるでしょう。

アベノミクスのマニュフェストの一つ、『富の拡大』の方法として株高を牽引したと言うのは悪くはない政策です。国がこれだけの規模の株を買い支えてくれることなんてまずあり得ないですよ。この結果を見るだけでも、とりあえず有言実行したと言えるのではないでしょうか?

そして、アベノミクスが始まる時、株価を引き上げる政策を実行することは口を酸っぱくして言ってましたよね?景気回復なんて実感できなかったと騒いでいるだけのバカには、このアベノミクスに乗って資産を増加させた人々が居る事実から目をそらしているか、そもそも無知なので知らないだけなのです。

国がこれから株高を先導しますよーと言っているのだから、素直に投資すれば良かったじゃないですか。私はアベノミクスが始まった頃にはすでに米国株投資にズブズブでしたので、日本株に目を向けることはありませんでしたが、もしアベノミクスをきっかけに株式投資を始めていれば、私も日本株から株式投資家としてのキャリアを始めていたかもしれません。そしてその後で日本株の成長性の低さに絶望し、米国株に流れ着くと言うお決まりのルートを辿っていたかもしれません。

アベノミクスによる株価の下支えはそれくらいの衝撃でした。国が主導しているのでいずれは崩壊するだろうとは思いましたが、それでも未だに日経平均が2万円を超えていると言うのは素晴らしいことだと思います。

2012年頃であれば、すでにノーロードのインデックス投資ができる投資信託などが販売されており、誰でも日経平均に投資することができる環境だったように覚えています。つまり、このアベノミクス相場で資産を増やすことができなかった人は、アベノミクスという政策の失敗ではなく、己が行動を起こさなかったことによる失敗だと言うことを肝に銘じておく必要があると言えるでしょう。

最近は20代前半の投資家さんも多く見受けられるようになり、アベノミクスが始まった頃はまだ中学生・高校生でしたと言う人もいるかと思うので、相場に乗り切れなかった人が居るのは仕方のないことだと思います。

ただね。いい大人になっていたのに、『アベノミクス?関係ないわ!』とか言っていたおじさん達が今現在何の恩恵を受けることもなく、リセッション入りしようとしているのです。その事実は重く受け止めるべきだと私は感じています。

アベノミクスという政策によって株高が演出されたのですから、その点においては非常に効果があったのです。そして、一部の投資家だけが儲かったように見えて実は誰でも投資しようと思えば投資することができる環境が揃っていました

国がどれほど圧力をかけても、あなたに支払われるサラリーマンとしての給与は勤め先の企業が決めているので、劇的に上がるなんてことはあり得ないのですから、どうして予告されているチャンスを利用して株式投資を始めなかったのですか?

私自身の株式資産もその半分ちょっとは含み益ですから、市場は違えど米国株投資で資産を倍以上に成長させることができたのです。

自分が勉強を怠り、行動にも移さず、ただただボーッと生きてきたために資産を増やすことができなかったのですから、あなたが好景気を実感できなかったのは、アベノミクスではなくあなたの責任、あなたの問題です。いい加減、責任転嫁・他力本願という生き方ではなく、自ら考え、自ら学び、そして自発的に行動するようにして行ってください。

これだけ分かりやすい株価対策が今後の政権で出てくるかどうかは不明ですが、会社も国も面倒を見てくれるわけではないのですから、自己責任で投資するもしないも選択すれば良いと思います。

そして、アベノミクスをネット上で叩くなどという何の生産性もない行動をしている暇があれば少しでも将来のことを考えて、お金について勉強することをオススメしたいところです。

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