東京マラソン財団は昨日、新型コロナウィルスの影響により、今年の3月に開催される東京マラソンの一般参加を中止することを正式に決定しました。

それに伴い、参加料やチャリティ寄付金は返金しないと言うことがニュースに取り上げられていました。
この報道に対して、何も知らない無関係の人間がなぜか「参加料を返さないのはおかしい!」だの「来年大会の出走権はあってもまた参加料は取るんだろ?」と言った批判をしているのを見るとなんともおかしな状況になっているのである。
東京マラソン財団は、規約に基づき、参加料、チャリティ寄付金は返金しない。と言う発表をしているのであり、ランナーたちはそれを承知で参加料を支払っているのである。こうした大会を開くのも莫大な資金が必要になりますし、何より中止になったとしてもタダで済む訳ではありません。
大会が自然災害や疫病などの不測の事態でこうした大会が中止になるたびに参加者一人一人に返金をしていてはとてもじゃないが、大会を安定して運営し続けるのは不可能と言えるでしょう。
ですので、当のランナー達は文句を言っている人は見受けられないのだが、なぜか出場しない無関係な輩が外野からヤジを飛ばしている状況なのです。
ルールを守って規約に従って行動しているのに、自分に関係のないお金の話に対してここまで批判が殺到するって…日本人が、いかにお金にうるさい、さもしい人間ばかりになってしまったのかがよく分かる事例だと思います。
どうしてこれほど日本人がさもしい人種になってしまったのだろうか?もちろんSNSの発達によって、誰しもが気軽に意見や批判をしやすい環境が整ったこともあるでしょうが、やはり日本人が貧しくなっているのが一番の理由ではないかと感じます。
本当のお金持ちは人と争ったりしないものです。敵を作っても何の得もないことを理解していますし、他人のお金の使い方に関して構っているほど彼らは暇ではありませんからね。
日本人は清貧などと訳のわからないことを信じている人が多いが、基本的に清く貧しくなどと言うのは両立しないのです。特にお金持ちや有名人や国が、貧しい民間人に金銭的損失を与えればいくら叩いても許されると勘違いしている貧乏人が多いのが現実です。
お金持ちがお金持ちであるのは当然ながらそれだけの価値を生み出すことができているからですよね。それが資本主義の原則です。価値を生み出すところにお金が集まるものです。
その事実にも気づかず、お金がないのは自分自身の生産性の低さが原因なのに、お金持ちや有名人に嫉妬し、少しでも金銭的損失を与えようものなら鬼の首を取ったように叩きまくる。ハッキリ言って何の生産性もないこのような行動はすぐにでも控えるべきだと考えています。
ホリエモンこと、堀江貴文氏も、「日本人はお金に目が眩み過ぎ」、「他人に時間を使い過ぎ」と正論を仰っています。(もちろんこの意見もお金持ちのホリエモンが言っているので叩かれました)

貧乏人は他人のお金の事情に文句を言っている暇があれば、自分で少しでもお金を稼ぐ努力をすべきだと思います。
自分でお金を稼ぐ努力をし始めると分かるかと思いますが、他人の金銭事情に構っている暇など全くありません。副業をしていればそれに時間を取られますし、自らお金を稼ぐ努力をすれば、お金持ちがいかに凄い人物であるかを実感することができますしね。叩こうなどと言う気にはなれないはずです。
いい加減、他人の金銭事情に首を突っ込んでいる暇があれば、副業するなりお金の勉強をするなりして、その無駄で無益な時間を意味のある時間に変えていきませんかね?
お金よりもさらに貴重なのは時間です。時間はお金がいくらあっても取り戻せません。
この前、お金に関するとても面白い仮定の話を聞いたのですが、『1円玉を拾うのに使ったエネルギーは1円以上』と言う話を聞いたことがあるでしょうか?
その仮説を利用して、例えば数億円分の1円玉を空中から街中にばら撒くとします。
するとさもしい貧乏人である日本人達は、一応はお金である1円玉を嬉々として拾い始めます。ですが、彼らが1円玉を拾っている時間で換算すると、何人もの人々が1円玉を拾っているよりもその時間を労働に充てた方が、国の生産性、金銭的な付加価値は高まると言うものです。
つまり、国家に対してテロを起こすには、その国に数億円のミサイルを打ち込むより、数億円分の小銭をばら撒く方が効果的であるかもしれないと言う話でした。
すごく面白い話だなと感じるとともに、やはり時間の価値というものは大変高いものだということを実感しました。
あなたはこれからの人生、長い時間を他人のお金の使い方にケチをつける時間の使い方をしたいですか?
それとも今からその無駄な時間をお金の勉強に充てて将来、お金に困らない人生を送るための努力をしますか?
あなたが他人のお金に対して文句を言っている間にもお金持ち達は自分の資産をどんどん増加させています。あなたもお金の勉強をし、将来の資産家となるべく努力してみてはいかがでしょうか。