【悲報】肉損ショックが現実味を帯びる。いきなり!ステーキが大コケのペッパーフードサービス(3053)、上場来初の営業赤字を計上。

投資の考え方
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毎度お馴染みとなっている、いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービスが昨日発表した決算短信によると、最終損益が27億円の赤字(前期は1億円の赤字)で、2年連続の赤字となった。

また、前期は38億円あった営業利益は一転、今期は7,100万円の営業赤字となり、平成18年の上場以来初めての営業赤字を計上することとなりました。

今回の決算短信は18時過ぎという遅めの発表となったこともあり、同社のホルダーは、決算発表はまだかまだかと待ち構えていた模様。

「どこかの店舗に社長の手書きで決算短信が開示されてるんじゃないか」

という憶測まで出る始末でした。

これは私の経理マンとしての経験ですが、決算が悪い内容の時は、週末のできるだけ遅い時間に開示し、そのままエスケープするように退社。週末の間に株主の怒りが収まるのを待つ。というのが赤字企業が良くやる常套手段です。※あくまで私の経験上です

案の定、決算短信の内容はボロボロで、見るも無残な内容でした。さらに

・本業の順調さを表す営業キャッシュフローが626百万円のマイナス

・期末の配当が無配となり、前期比50%の減配

・利益剰余金が大幅マイナスに転じたことで、株主資本が35億円→4億円に激減

・自己資本比率が1.95%(安全域は自己資本比率40%以上と言われる)

・第三者割当による新株予約権の発行で資金調達(株式の希薄化)

と、これほどまでに既存株主にマイナスな事象が重なることなどあり得るのかと言えるほど、酷い決算内容でした。

この現実を見れば、昨年末頃からウワサされている『肉損ショック』が現実味を帯びてきたと言えるのではないでしょうか。

【悲報】いきなり!ステーキで今起きている『肉損ショック』。倒産危惧で肉マネーの取り付け騒ぎが勃発中。
ペッパーフードサービス(3053)が展開するステーキ専門店、『いきなり!ステーキ』が案の定、危機にさらされている。社長が直筆で、『客が来ないと閉店することになる』と上から目線で『お願い』をするほど、危機的な状況だったのはま...

特に自己資本比率2%未満なんていうのは、一部上場企業でもなかなかお目にかかれない惨状です。それもこれも、利益剰余金が大きなマイナスとなったことが原因ですが、たった2年間の最終赤字で自己資本がこれほどまでに削られてしまうという時点で、長期的な不況に耐えられるだけの体力が無いという証明であり、ちょっとブームになった程度の企業に投資することのデメリットが顕在化したと言えるでしょう。

さらに問題なのは、これほどの悪決算を叩き出しておきながら、日本の企業はなかなか社長が交代になることはありません。特にワンマン経営者ならほとんどが、赤字を垂れ流していようが社長を続投するでしょう

え?そんなことない?株主総会で総スカンを食らって辞任に追いやられるだろって?

普通に資本主義が回っていればそうなるでしょうね。米国の企業であれば、業績が悪い企業のCEOは問答無用で切り捨てられます。

ですが、日本企業はなぜか株主総会でも問題のある社長を切り捨てようとはしません。それどころか「頑張れー」「応援してるぞー」とエールを投げかけるような株主総会もあるようです。

無配・希薄化・自社株買いを実施しないなど現有の株主の株式価値をこれだけ毀損しておきながら、のうのうと社長を継続させるのはハッキリと言って株主の怠慢としか言いようがないです。

株主がこのまま社長を続投させるようであれば、自分で自分の首を絞めることに他なりません。株主の仕事は、端的に言えば、企業を応援し資金面でサポートすることですが、応援するのはあくまでその企業が持つビジネスであり、社長個人を応援するのではありません。

むしろ、ビジネスモデルを毀損する無能な社長であれば期中であっても無情に切り捨てることこそが企業を応援していると言えるのではないでしょうか。

無能な役員を放置しておくというのは、ガンが見つかったのに治療していないのと同様です。無能なガンの悪影響で企業はどんどん弱っていき、最終的には倒産という形で死に至るでしょう。

この状況なのに、一瀬社長は店頭の張り紙を定期的に更新することを宣言してるんですよ。

指定された記事が見つかりません|ニフティニュース
記事が見つかりません。

私はネタに困ることがないので、大変ありがたいのですが、こんなことを宣言している時点で現状のヤバさを何一つ理解しておらず、張り紙を貼ることが逆効果であるという意識が全く無いようです。

私も人のことは言えませんが、メディアなどでそのヤバさ加減を取り上げられることが増えたので、良い宣伝になってると勘違いした社長が暴走しているようにしか見えません。そしてその暴走を止めることができる人材が一人もいないということです。これは本当に『肉損ショック』が発生してもおかしくないと言えるのでは無いだろうか。

私としてはこのまま倒産するまで暴走し続けてくれた方がネタを提供してくれるので嬉しいですけどね。『いきなり!ステーキ』がいきなり倒産したところで、二度と行くことはないだろうから一向に困りませんしね。

ただし、投資家としては気が気では無いはずです。正直今回の決算を見たところ、何一つ投資冥利が無い企業であると見て取れます。

これから大きく回復するためには、役員を一掃する位の変化がないと難しいのではないでしょうか。現状維持ではおそらく数年以内に消えて無くなってもおかしくない状況であるのは否定できませんので、投資を考えている方は十分にお気をつけください。

そして何より、なぜこんな企業に投資しているのか。それをきちんと説明できないようでは、その投資は止めておいた方が無難と言えるのではないでしょうか

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