マネックス証券と言えば、SBI証券、楽天証券と並ぶ3大ネット証券の一つであるが、マネックス証券の特徴として、ユーザー目線の役に立つ機能やサービスをいち早くスタートさせることで有名です。今では普通となった、米国株の最低手数料の引き下げから撤廃の流れを作り出したのもマネックス証券でした。
それ以外にも、マネックス証券はアレクサでETFの買付が可能になるなど、独自のサービス展開を続けている面白い証券会社です。

そんなマネックス証券さんから、またも素晴らしいサービスが提供されそうな予感です。
昨日、マネックス証券より、こんなツイートが投稿されました。
【チラ見せ銘柄スカウター】
— マネックス証券(日本株) (@MonexJPstock) February 7, 2020
銘柄スカウターいつもご利用いただき誠にありがとうございます。
開発者特権で現在開発中の画面をちょっとだけお見せします!
一見いつもの銘柄スカウターと同じです!
でも、銘柄やツール名をよく見ると、、、
ご期待ください!!!
益嶋 pic.twitter.com/FAJAjZNYDg
こちらはマネックス証券の『銘柄スカウター』という機能の表示画面なのだが、よくみるとそこには(AMZN)アマゾン・ドット・コムの表示が!
今まで日本株にしか対応していなかった銘柄スカウターを米国株にも展開していく予定だという意思表示と言えるでしょう。
この銘柄スカウター、控えめに言ってもめちゃくちゃ便利です。
過去10年以上の業績グラフや、PERなどの指標は5年間グラフで表示させることができます。
また、企業情報やセグメント業績、過去の配当実績や配当性向まで、様々な情報がこれ一つで手に入れられるというかなり便利なツールとなっています。
正直米国株でこの銘柄スカウターが利用できるのであればそれだけのために口座開設しても良いというレベルの便利な機能ですからマネックス証券の口座も稼働させようかななんて考えてしまうこの頃です。
現行の銘柄スカウターの日本語版の対応履歴が以下のようになっています。

これらをみる限り、Yahooファイナンスや、Morningstarと同程度以上に使いやすい銘柄分析ツールとなりえる可能性を秘めています。
これを見て、いやいや我らがSBI証券だって負けてないぞという機能があります。それが先日の外国株取引口座200万口座達成キャンペーンの一環として始まった、『IPOスピードキャッチ!』です。

この機能は本邦初のIPO情報サービスであり、1ヵ月以内に上場が予定されており、当社で上場初日から取扱い開始予定の米国株・中国株について、募集・売出価格、上場日等のデータを、更新の都度スピーディに提供するという画期的な機能だ。
確かにこの機能はすごい!すごいんでしょうが、私は基本的に大型優良株にしか投資せず、IPOには手を出しません。これは単なる私の投資手法ですが、大型優良株への投資だけで十分利益を享受することができると宣言し、実行している私にとって、『IPOスピードキャッチ!』は正直利用する機会のないサービスとなってしまっています。
私ごとですが、今月から眠っていた楽天証券の口座を利用して投資信託の積立投資をすることも始めます。

こうなったらマネックス証券口座も何かしら利用しようかななどと考えられるほど、マネックス証券のユーザー目線でのサービス拡充は素晴らしい取り組みだと感じています。
今後はこう言ったサービス面での拡充がネット証券各社の競争するフィールドとなるのでしょうか。個人的には、早く米国株の買付手数料を無料化して欲しいなぁなどと考えながら、これからもネット証券大手3社の動向には目を向けたいと考えています。
今回紹介したマネックス証券の『銘柄スカウター』はスマホでも見やすい機能な上に、マネックス証券の口座を持っている方なら誰でも利用可能という素晴らしいサービスですので、これを機に口座を開いておいて、ツールとして活用するのも良いのでは無いかと感じました。
今後もユーザー目線でサービスを拡充してくれるマネックス証券さんには期待しています。