【朗報】新型コロナウィルスに抗HIV薬が効果的?再び米国株市場にバイオ株ブームが到来か?

投資の考え方
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昨今、株式市場を騒がせている新型コロナウィルスについて、この週末新たな展開が見られました。

タイ政府の見解によれば、新型コロナウィルスに感染した患者にHIV治療薬とインフルエンザ薬を混合して投与したところ、症状の改善を確認したとのことです。

タイ政府「新型肺炎、エイズ・インフル薬で治癒」と発表
【バンコク=村松洋兵】タイ保健省は2日、記者会見を開き、新型コロナウイルスによる肺炎の治療法を見つけたと発表した。バンコクにある病院の医師が、中国人旅行客の患者にエイズウイルス(HIV)治療薬とイン

このことから、新型コロナウィルスが『空気感染するエイズ』だとか、『中国が開発した生物兵器』だというような嘘か真かわからないような情報も錯綜していますが、とにかくエイズ治療薬の「ロピナビル」と「リトナビル」、インフル薬の「オセルタミビル(通称:タミフル)」が効果があるかもしれないということは治療法の確立に向けて一歩進んだ朗報なのでは無いでしょうか。

さて、先週から米国の製薬会社各社も新型コロナウィルスに対するワクチンの開発を進めており、ギリアド・サイエンシズ(GILD)はエボラ出血熱の治療向けに開発していた治験薬の「レムデシビル」をワクチンに転用できないかを米国や中国の研究者や臨床医と協力して研究していることを明らかにしました。

さらに、今回効果が認められた、リトナビルとロピナビルの配合剤である「カレトラ」を製造している米国バイオ製薬会社のアッヴィ(ABBV)は新型コロナウィルスに対する特効薬として認められれば株価は更なる一段高となる可能性も秘めています。

その他にも、先週27日には米製薬各社の株価が軒並み急伸し、ナノバイラサイズ、イノビオ・ファーマシューティカルズ、ノババックスと言ったあまり知られていない米医薬品開発会社の株価が急進しました。

感染症治療薬や防護服のメーカーの株価急伸-新型ウイルス感染拡大で
中国で発生した新型コロナウイルスの拡散が続く中で、27日の米株式市場ではナノバイラサイズやイノビオ・ファーマシューティカルズ、ノババックスなど米医薬品開発会社の株価が軒並み急伸した。

特に、鳥インフルなどの治療研究手掛けるナノバイラサイズという企業の株価は一時110%高となり、『1年で3倍になる株』の候補となり得る存在感を見せました。

【悲報】まだ連載されていた『1年で3倍になる小型株投資』。積立投資を否定する。
当ブログでも何度か取り上げさせていただいたが、ダイヤモンドオンラインで何度かに分けて連載されている『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』という記事が実に『興味深い』。この筆者曰く、基本的な戦略は、...

それだけでなく、防護服や医療器具メーカーも軒並み株価が上昇しており、マスクがバカ売れしているスリーエム(MMM)の株価が下落しているのが不思議なほどです。(別に不思議ではない)

これを機に、もしかしたら米国株市場には2015年以来のバイオ株ブームが訪れるかもしれません。2015年当時の主役は先ほど名前も上げたギリアド・サイエンシズ。2012年頃から上昇を始めた同社の株価は、わずか3年ほどで5倍に上昇し、ギリアドに集中投資して寝てたら億万長者になれると本気で信じられていた時代がありました

今はピーク時の株価のおよそ半分となり、数年前の面影はないのですが、再びバイオ株が脚光を浴びる時がくれば、同社の株価は最高値を更新する可能性があるかもしれません。

とは言え、やはりバイオ株はどこまで行っても一時的なブームに過ぎず、時流に乗ってスイングトレードができれば儲かるのかもしれませんが、やはり株式投資の王道とは異なり、あくまで投機的で短期的な思考回路と言わざるを得ません。

ですが、チャートを改めて見て欲しいのですが、短期間の間に急騰して急落したギリアド・サイエンシズ株ですら、2012年以前に投資をして今も持ち続けていれば、株価は少なくとも2倍以上には成長しています。

8年で2倍ですから、平均リターンは9%。同期間の市場平均には及びませんが、投機的な銘柄でも長期的には株価が成長するということがよく分かります。(もちろんその間、株式市場全体が大きく成長したことは考慮すべきですが)

私は昨日の記事で株式投資に『タイミング』は必要ないということを述べましたが、これは、投資するタイミングを待つのは得策ではないと言うのと同時に、タイミングを測って投資することは無理だと言うことが言いたいのです。

「投資すべきでないタイミング」はあるのか?
投資の世界にはたくさんの格言が存在しています。ウォーレン・バフェット氏の発言などはそのほとんど全てが金言とも言える投資の真髄を表している言葉ですので、当ブログでもいくつかの記事でバフェット氏の金言を紹介させてもらってます。...

ある銘柄が低迷している時に大きく買い増しをして、その後一気に成長したとしても、それは単純に『たまたま』良いタイミングで入ることができただけ。

いつもタイミングを上手く掴み続けることなど到底できっこないのです。

だからこそ、株式投資の本質的には、一過性のブームに過ぎないテーマに乗っかるのではなく、本業で稼ぐことができて、優位性を持ち続けている優良大企業の成長と繁栄に乗っかることで、長期的にそれなりのリターンを期待することができるだろうと考えています。

ブームは所詮ブームに過ぎませんから、もし、バイオ株ブームが訪れたとしても、新型コロナウィルスによるパンデミックが終息すれば、また株価は定位置に戻っていくことでしょう。

そうではなく、市場の混乱に乗じて下落してしまった無関係の優良企業株こそ買い増しを進めていき、次に訪れる成長期に備えるのが、将来大きな資産を築くためのコツなんじゃないかなと私は思います。

例えば人々は、コロナウィルスが広まっても、iPhoneを解約しませんし、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)の洗剤を使って洗濯もします。外出を控えるためにアマゾン・ドット・コム(AMZN)で買い物をし、支払はビザ(V)やマスターカード(MA)ブランドのクレジットカードで決済をするでしょう。現金の受け渡しでコロナウィルスに感染してはいけませんからね。

バイオ株ブームに乗っかるのは結構ですが、どこまでそのブームに乗っかれるかと言うのは時の運。まぐれの世界です。

長期的視点に立って投資をすると言うのは簡単なようで難しいです。だからこそ、価値があり大きく儲けることができる手法なのです。

パニックや一過性のブームが起きたタイミングこそ、本来の株式投資の意味を改めて考えるべき良い機会なのかもしれませんね。

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