「投資すべきでないタイミング」はあるのか?

投資の考え方
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投資の世界にはたくさんの格言が存在しています。

ウォーレン・バフェット氏の発言などはそのほとんど全てが金言とも言える投資の真髄を表している言葉ですので、当ブログでもいくつかの記事でバフェット氏の金言を紹介させてもらってます。

それと同様、株式投資のメッカは米国ですから、投資にまつわる学びを得ることができる風刺的なエピソードもあります。アメリカンジョークのようなものですかね。

証券アナリスト「5月の間は投資をすべきタイミングではない。『Sell in May』と言う言葉を聞いたことがあるだろう。7月〜9月の間もダメだ。投資家はみんなバカンスに出かけるからね。同じ理由で12月も1月もあまり良くないな。ホリデーシーズンは薄商いが続いて株価が下落するのは常識だからね。あとオススメできないのは3月。それから2月。あとはそうだな、4月。6月。10月。それから11月だ」

この証券アナリストの話を鵜呑みにすると、全ての月は『投資すべきでないタイミング』と言うことになり、投資すべきタイミングがないと言う結論に至ります。もし彼に投資相談をしたとしたら、いつまで経っても投資を始めることができないでしょうね。

実際、投資をすべきではないタイミングというのはあるのでしょうか。結論から言うと、投資をすべきではないタイミングというのはないと考えています。と言うより、投資をするかしないかと言うようなタイミングは基本的には存在していないと考えております。

例えば今年の初めは、2019年の株式のリターンがかなり良かったことから、楽観的な意見が市場のほとんどを占めておりました。

ですがそれからわずか1ヶ月後の現在、市場参加者の心理は、楽観主義から懐疑主義に変わりつつあります。今年は年初から色々ありましたからね。年明け早々、戦争が勃発する可能性もありましたし、新型ウィルスによるパンデミックは、今もますます猛威を奮っている状態です。

こんなことが起きることは事前に予想できるような事象ではありませんよね。景気の好不調は少しくらいなら予想することはできますが、戦争や疫病などは予測不可能です。

事前に分かり得ない事象によって株価が暴落するのは、投資のチャンスですが、それがいつ起きるかは分かりません。分からないからこそ、実際に発生した時に株価が大きく下落するのです。

ですので、株価が大きく下落するまで投資するのを止めておこうとなると、いつ起きるかもわからない株価の下落を、もしかしたら数年単位で待ち続けることになるのです。

さらに言えば、仮にパンデミックによって数ヶ月の間にNYダウが最高値から20%の下落を見せたとして、約23,500ドルあたりまで下落することになりますが、NYダウは、1年ちょっと前、2018年のクリスマスショックの際に22,000ドル台まで下落したことを考えれば、下落を待ち続けてから投資を始めるより、2018年の年末に投資を始めていたほうがよほど安くで株を買うことができたと言うことになります。

もっとひどい市場環境になって、NYダウが最高値から約半額となる15,000ドル弱まで暴落したとしても、私が投資を始めた2010年末頃のNYダウは11,000ドル台でしたから、まだ余裕を持って含み益を享受することができるのです。

それに、過去10年間で受け取ってきた数百万円に及ぶ配当金で買った持ち株はタダで取得したものと同義ですしね。リーマンショックから回復してきた米国株市場を見て、またすぐに暴落すると考え、ずっと投資の機会を窺っていたとしたら、私の現在の資産は大きく目減りしていたことだろうと思います。

私が投資すべきかすべきで無いかと言う判断のタイミングが無いと言い切れるのは、実際に株式市場が長期的には右肩上がりに成長し続けているからです。例えば、2000年代はあまり米国株投資家にとって良いリターンを得られる環境ではありませんでした。

ITバブルの崩壊後、ほぼ横ばいの市場環境が続き、やっと2006年頃から株価が回復基調になったかと思えば、リーマンショックで一気に暴落。私が米国株投資に参入したNYダウ11,000ドル台は、1999年の夏頃と同程度の水準です。

ですが、当然2010年頃に参入した新規投資家より、1999年に参入した投資家の方が資産が大きくなっているだろうということが伺えます。なぜなら、その11年間の間に、個別株から配当金を受け取ることができていたからです。11年間受け取っていた配当金を元に持ち株を増やしておけば、2010年からの10年間でNYダウは2.6倍以上に成長し、2010年に参入した投資家より確実に資産を大きくすることができたと思います。

このように、資本主義に則って常に成長を続けてきた米国株市場では、投資のタイミングを測るのではなく、投資を始めるなら常に『今』こそが始めるチャンスと言えるのです。

そして市場の良し悪しにも関わらず良い環境でも悪い環境でも少しずつ持ち株を増やしていくことで、20年を超える投資期間を設ければ、きっと米国株投資はあなたの資産を大きく膨らませてくれることでしょう

私が思うに、投資を始めるべきタイミングというものは存在しません。初めようとしたその瞬間こそがあなたが投資を始めるタイミングだと自信を持ってお伝えいたします。

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