【悲報】いきなり!ステーキ、いきなり食べ放題を始める。なお、常人では元は取れない価格設定の模様。

投資の考え方
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当ブログで何度か取り上げさせてもらっており、投資する気もないのに証券コードを覚えてしまった、ペッパーフードサービス(3053)が展開している『いきなり!ステーキ』が、ついに“食べ放題コース”をスタートし、Twitterなどで話題になりました。

「いきなり!ステーキ」がついに食べ放題解禁も「ハードル高すぎ」の大合唱
 自虐的な「社長からのお願い」や大量閉店で話題となっているステーキ専門チェーン店「いきなり!ステーキ」。社長もピーク時の店舗拡大を「誰かが諌めてくれれば(やらなかった)」と今さらながらの自虐コメントをして、「その当時は社員が歯向かったらクビ

だがその価格設定が『ハードル高すぎ!』としてまたも叩かれているようだ。その価格設定とは、60分で大人一人あたり3,980円、小学生以下の子供は1,980円だという。

食べ放題といえば、さもしい日本人たちはいかにして元を取るか!というところに焦点を当てがちですが、なんと食べ放題で選べる肉メニューはたったの2種類。『ワイルドステーキ』と『ワイルドハンバーグ』のみである。

このメニューはどちらもランチタイムには、ワイルドステーキ300gで1,390円、ワイルドハンバーグは300gで1,100円で提供しているメニューであり、成人男性なら900g食べてやっとトントン、小学生以下にも最低600gは食べさせるという少年野球チームのようなスパルタぶりを発揮している。

しかも前述の通り、食べ放題の時間設定は60分と、一般的なしゃぶしゃぶや焼肉で提供される120分よりもはるかに短く、熱々の鉄板で焼けるステーキを一枚20分ペースで平らげる強靭な胃袋と喉を持つ勇者しか挑戦することを許されないメニューなのである。

もともと子供連れのファミリー層を取り込むのが難しい『いきなり!ステーキ』だが、食べ放題でこの値段設定ならますますファミリーで店舗を訪れるのは難しくなるだろう。

さらに言えば、食べ放題ということであれば、『物価の安い国』日本では、銀座などの比較的物価が高いエリアでも、ホテルのビュッフェで120分で5,000円台のディナーを楽しむことが可能です。もちろん、メニューにはステーキもありますし、味も『いきなり!ステーキ』などとは比べ物にならない、赤身の旨味を味わうことができる仕上がりとなっています。

しかもステーキのみならず、お寿司や釜焼きピザ、色とりどりのおつまみから、デザートまで、バリエーション豊かなメニューから何十種類でも選ぶことができます。いきなり!ステーキの食べ放題がいかにコスパが悪いかというのがお分かりいただけるでしょう。

ペッパーフードサービス社長の一瀬氏は『諫めてくれる人がいたら、こんな事にはなっていないのに』とこれまた責任逃れな発言をしたことで叩かれていましたが、この食べ放題企画に対して諫めてくれる人はいなかったのでしょうか?

取締役全員が満場一致でこの企画をこの価格でOK出したのであれば、本気でどうかしてると思いますし、結局はワンマンで、ちゃんと諫めてくれるような人材の首を切って来たから現状のようないきなりの凋落ぶりを見せることになったのでしょうね。

ワンマン経営は、成長途中の企業であれば特に問題とはならないと思います。経営者のカリスマ性で大きく成長してきた企業があるのも事実です。例えばかつてのアップル(AAPL)はスティーブ・ジョブズ氏のカリスマ性で成長を後押ししていた時期もありました。

というか、『GAFAM』に数えられるようなハイテクのグロース企業は基本的には創業者のカリスマ性が企業の成長にうまく寄与して来た企業たちだと思います。ですが、こうした巨大ハイテク企業ですらワンマン経営によるリスクは大きく、不祥事や誤った判断で低迷することもあり得ます

例えばアマゾン・ドット・コム(AMZN)のジェフ・ベゾス氏は2018年末の不倫騒動から昨年1月の離婚を機に、アマゾン・ドット・コムの株価はそれほど好調とはいえず、過去1年間のリターンは13.7%と、十分にすごいですがGAFAMの他の銘柄と比較すれば寂しい上昇率だと言わざるを得ません。

GAFAMの中でも圧倒的にPERが高く、上昇余地が少ないというのも理由かもしれませんが、明らかにジェフ・ベゾス氏の離婚騒動以降、以前の勢いがなくなったのは否定できません。

このように巨大なアマゾン帝国ですら、ワンマン経営によるリスクがあるのですから、日本の外食産業というレッドオーシャンで戦っている小さな企業のワンマン社長が、ひとたび経営判断を間違えた日には、本気で経営が傾く可能性も大いにあるのです。

あなたが誤ったことをしている時に周りに諫めてくれる人が現れないのは、あなた自身が周りの人間と信頼関係をうまく築けていなかっただけにすぎません。もし周りの人間と信頼関係があったなら、ここまで短期間で悪手ばかり出てくるはずがありませんからね。

今や牛角では、1回あたり90分の焼肉が食べ放題となるプランが月額11,000円で利用できる時代です。

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これを踏まえただけでも、食べ放題の値段設定が明らかに割高だということに気付けないものでしょうか?

一瀬氏は、他店の動向やライバル各社の分析とか、そういうのは一切しないで、今日もせっせと”お習字”に力を入れているんでしょうかね。企画が通った時点で大変不思議だなと感じます。

日本の外食産業は特にデフレが長引いた影響で非常に利益を上げづらい激戦区となっています。その上日本人は、世界トップクラスに店側の対応やサービスにうるさい人種ですからね。こうしてSNSで炎上するのも日常茶飯事です。

そのような企業に投資していれば、いつ何が原因で株価が下落するかリスク要因が多すぎます。

いつどのタイミングで、値上げ戦略で集中砲火を受けるか分からないし、バイトがテロを起こすか分からないです。投資にリスクはつきものですが、それにしても日本の外食産業は心配しなくていいようなリスクまで抱えてしまっています

それでいてリターンも低いのですから、明らかな『ハイリスク・ローリターン』な金融商品と成り下がっているのです。

社長が変わればあるいは、ペッパーフードサービスが復活する日もあるかもしれませんが、それこそいつになるかは全くの不明ですし、そんな淡い期待に賭けるくらいならもっと良い投資先はごまんとあるはずです。

顧客の求めるニーズをはき違え続けている今のペッパーフードサービスに未来はなく、このままでは顧客としても投資家としても近づきたくない企業の烙印を押されてしまうことでしょう。

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