私は、最近『プライベートがブラック企業並み』とフォロワーさんに揶揄されるほど、縛りのキツい生活をしているように思われがちですが、全然そんなことはありません。おそらく、この記事を読んでくださったフォロワーさんが、ブラック企業みたいだと感じられたのかと思います。

記事にもあるように、ちゃんとデートにも行きますし、プライベートも楽しんでいます。慣れてくると全然ブラックでも何でもないですよ。私はどちらかと言えば朝型人間で、前職では、始発電車に乗って会社の最寄り駅の1つ前の駅の近くにある24時間営業のジムへ行き、仕事が始まる前に筋トレとマシントレーニングを1時間半くらいやるのが平日の日課でした。この生活を2年ほど、出社日は1日も欠かさずに続けていました。
私は怠惰な人間ですから、1日でも欠かしてしまうとやらなくなってしまうことを理解しているだけなので、どうにかこうにか継続し続けることにしています。昨日、お世話になっているフォロワーのノア(@eden_0202)さんがブログで毎日継続し続けることの大切さについて触れられていました。
HIKAKIN氏の金言を貼り付けたツイートも非常に感銘を受けたので当ブログにも貼り付けさせてもらいます。
ヒカキン氏「消える人:週1頻度で、時間をかけて凝った動画を配信する人
— タクスズキ@働かずに配当生活(分配金などの投資実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) July 26, 2018
消えずに第一線でやれる人:動画1本の質が低くても、毎日続ける人
「毎日アップするのは時間的にきつくて内容も薄くなるから」と言ってペースを落とすより、毎日続けた方がファンは増える https://t.co/SNd9kmjdfN @takapon_jp pic.twitter.com/yrUG8eZpkk
私もありがたいことに、記事のクオリティが低くても毎日3記事を更新する中で数多くの方に応援していただけるようになってまいりました。非常に嬉しい限りです。
とまあ、ここまでは前置きで非常に長くなってしまったのですが、一言で言うと、『私もプライベートをちゃんと楽しんでるよ!』ということです。で、ここからが本題。プライベートの空き時間などでは、多くの方と同じように『Youtube』を見て過ごすことも多いです。
私がチャンネル登録している中で、非常に面白いなといつも楽しみに拝見させていただいているのが、『Fラン大学就職チャンネル』さんというYoutuberさんです。ちょっと名前で損しているところもあると思うくらいの良動画の数々で、ユーモアたっぷりに就職や労働、お金のことについて楽しみながら学べるところが多いです。
ちなみに動画に出てくる画像は全て我々ブロガーの味方でもある『いらすとや』さんの画像コンテンツなので、動画を見ながら、『あ!こんなイラストもあるんや!使ってみよ!』と思えるところも非常にプラスです。
(今からちゃんと本題です!)
こう言った優良コンテンツをどんどん上げてくださっていると、いつかはネタにしたいなとも思っていたのですが、先日アップされたFラン大学就職チャンネルさんの『なりきん!』という動画が非常に秀逸だなと思い、記事にさせていただきました。
そもそも”成金”とは、将棋で歩兵が敵陣まで進むことが出来た時、金将と同じ動きができる駒に成ることができることから生まれた言葉で、転じて最近では一代で富を築き上げたような(いわゆる鼻につくタイプの)富豪に成金という言葉が使われます。
この動画は、あと一歩で”金に成る”ことができる歩兵をその横の列の一歩手前にいる歩兵が邪魔しているというシーンから始まります。
必死で頑張ってきてやっと報われることができるあと一歩の歩兵に対して、
『成金になってどうすんの?』『一生懸命成ったところで、飛車さんや角さんの方が凄いけどね』
などと、成金になれることへのやっかみからくるヤジを隣の歩兵は飛ばしてくるのです。これ以上は動画を見て楽しんで欲しいのですが、これを人に置き換えて見てみると、人間の本性と言ってることって本当にバラバラだなぁと改めて感じます。
隣からヤジを入れてくるような輩だって、成金になりたくないわけではないのです。(まあ、成金呼ばわりされるのは嫌かもしれませんが)
お金持ちになれるのならなりたいけど、自分はなれなさそうだから、今にもなれそうな人を叩いて引きずり下ろそうとしているのです。
もしも将棋のコマに自我があり、隣の歩兵の言うことを気にして、歩兵が成ることをやめてしまえば、どうなるでしょうか?そもそも将棋の戦略の幅がグッと狭まりますよね。歩兵のような弱小のコマも成ってしまえば戦力として数えられる使えるコマになるからこそ、相手も歩兵を全力で止めにかかってきます。前に1歩進むことしかできない歩兵であれば、わざわざ警戒する必要もないでしょう。
そういう将棋だと少し魅力を感じなくなってしまいますよね。ですが、こんな実例が今この日本で起きているのである。
今の日本は、全員揃って『歩兵』であり続けることを良しとしている国です。誰かが一歩進んで『成金』になろうとすれば全力で叩き、成らないように他の歩兵の邪魔をすることばかりに気を取られています。
それで成金が出てこなければ、将棋の上ではどうなると言いましたか?戦略の幅が狭まって面白くないですよね。今の日本がまさにそれ。突出してると叩かれるからと言って一歩進むことを恐れる国民が大半なので日本という国が取れる戦略の幅が狭まり、つまらない、成長性のない国に成り下がってしまったのです。
そして、大量の日本人という『歩兵』たちに取れる戦略はたったの一つ。『言われた通りに前に進むこと』それだけです。昭和の根性論丸出しですが、時代が変わっても戦略の幅を狭めているのは自分たちであるため、戦略の幅を広げるという選択肢があることすら気づかないのです。
日本がこのまま進んでいけば、少なくとも金に成れない歩兵ばかりの状態がますます続くことでしょう。そうすると、結局言われた通りに前に進むことしかできない画一化されたサラリーマンしか出来上がらないのです。
このようなしょうもない環境ではイノベーションを起こすことも、成金を生み出すことも難しいでしょう。日本と日本企業は大半がそんな状況なんです。
もし私が投資初心者だとしても、決してそんな成長期待の低い国に投資したいとは思いません。誰もが赤の他人のお金持ちを歓迎できる世の中にならない限り、日本に正しいイノベーションも起業も投資も生み出されないことだろうなと、私は思いました。
末尾にはなりますが、ぜひ『Fラン大学就職チャンネル』を登録の上、視聴して見てください。