【悲報】イケメンの投資オタクに騙されて大金を失った女性の話。『惚れたら負け』は実在した。

投資の考え方
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恋愛において、『惚れたら負け』と言う格言があります。先に惚れてしまった方が相手の欠点などが見えなくなり、主導権を握られてしまうため、このように言われています。『恋は盲目』とも言われていますよね。恋愛の世界も投資の世界と同様、人間の心が剥き出しになっているため名言・格言と言われる言葉がたくさんあります。

とはいえ、恋愛においては相手に心底惚れてしまった方が幸せな気持ちになるもので、実際に『負ける』ことなんてないだろうと思います。ですが、今回は実際に『惚れたために負けてしまった』女性の体験談を綴ったコラムがありましたので紹介したいと思います。

イケメンの「投資オタク」に惚れて投資にハマり、150万円を失うまで(ひらりさ)
連載「平成女子のお金の話」。第6回は、顔がめちゃくちゃタイプの「投資オタク」にほのかな恋心を抱き、自分でも投資を始めた劇団雌猫でも活躍するひらりささん。だけどそこには思わぬ落とし穴があったといいます。

先に申し上げておきますが、タイトルだけを見ると、イケメンや投資がまるで悪であるかのような書き振りですが、この男性が悪かったと言うだけで、イケメンにも投資にも罪はありません。イケメンではない私Yukiが、今回はイケメンと投資の汚名を返上するために記事にしたいと思います。笑

このコラムの筆者は、とある新興サービスに投資して、集団訴訟の原告となったと言います。この女性が知り合ったF氏は、30代になる前に1000万円を貯め、それを頭金に投資用不動産を購入し、さらに株式や投資信託、外貨積立などにも手を出しているという。彼曰く『年利回り20%くらい』のリターンを上げていると言う超エリート投資家である。

ここまで見た時点でツッコミどころが多く、年利回り20%と言う驚異のリターンを出していると言う時点で信用できない人間であることは確かです。不動産投資や株式、投資信託、外貨積立とどの資産運用方法を見ても安定的に20%以上の利回りを生み出すことが容易ではないからです。不動産にしてもあまり詳しくはないですが、利回り20%と言うのはたとえ表面利回りでもそんな優良物件を探し出すのは至難の業でしょう。

株式投資にしても20%の利回りを出し続けるのは”投資の神様”ウォーレン・バフェット氏並の投資家でないと不可能です。しかも、バフェット氏ですら、1日中株式投資に全力を注いでいる投資家だと言うのに、30代そこそこの人が片手間に利回り20%を叩き出すと言うのは長くても2、3年続けば良い方なのではないでしょうか。つまり、トータルで年利回り20%ということをさらっと言ってくる時点で怪しいヤツ決定なのです。

しかし、『恋は盲目』ですから、彼女は彼と話したいがためにどんどん誤った投資の世界にのめり込んでいきます。

一番初めに始めた投資手法は、株式投資と言ったらまず思いつくであろう『デイトレード』です。デイトレードで稼ぎ続けている人がいるのも事実ですが、彼らと同じようにあなたが稼げる保証はどこにもありません。

F氏の勧めもあってデイトレードを始めた彼女は初めのうちはビギナーズラックで勝てていたようですが、雑な売買を始めて以降はどんどん負けが込んでいくようになりました。幸い心配症だった彼女は路頭に迷うほどの損失を出すほどにはのめり込まなかったようですが、1年で50万円以上の損失を叩き出したと言います。

それでも秒単位で株価が乱高下する市場の動きに興奮を覚えた危険な彼女はさらなる愚行を犯すこととなります。

彼女がデイトレの次にハマったのが当時バブルを起こしていた仮想通貨。コインチェックの流出事件で損失30万円を叩き出すまで時間はかからなかったようです。そしてそこで懲りれば被害は少なくて済んだかもしれないのだが、その後彼女がハマったのが、いわゆるクラウドファンディングです。ソーシャルレンディングと呼ばれるこの商品は、 簡単に言うと「お金を借りたい企業・事業者」と「お金を貸したい個人」をネット上で結びつける、新しいタイプの投資サービスで、民間人同士がお金の貸し借りを行うというものです。

このクラウドファンディングと言うのは、将来有望なベンチャー企業がお金を借りに来る可能性もあるものの、銀行などには相手にされないヤバイ債務者がお金を借りる場合も当然あります。どちらの場合でも銀行に相手にされない個人を相手にお金を貸しているというのは忘れてはなりません。私も以前、クラウドファンディングが安全というのはちょっと違うんじゃないの?という記事を書きましたところ、好評を得ることができました。

【注意!】クラウドバンクが安全っていうのは違うだろ
最近、株式相場が悲観的になってきたことから、『クラウドバンク』というソーシャルレンディングへの勧誘が増えております。ソーシャルレンディングとは、銀行で借りることができない個人や企業に対して、お金を貸すというシステムです。銀行で借り...

しかも彼女が、イケメンのF氏にそそのかされて投資していた先は虚偽案件のファンドに投資していた詐欺のようなものであり、必然的に『騙された』形となりました。

当時運用していた160万円のうち、利息回収分を除く150万円が紙くずとなってしまったのである。

その後色々あって恋愛感情も冷めていき、彼女は『投資中毒』から抜け出して今は何もしていないという。

彼女も理解している通り、これは完全に彼女の『自己責任』であり、誰かの意見をそのまま鵜呑みにして投資をすべきではないという教訓を学ぶには最適のサンプルと言えるでしょう。

こういう経験をして投資から足を洗ってしまうのは非常にもったいないことなのですが、彼女が日々の値動きに興奮を覚えてしまうタイプということですので、むやみに投資の世界に足を踏み入れない方が良いのかもしれませんね。

例えば、どれだけキャッシュレス決済が便利で私も全面的に肯定しているとはいえ、『クレジットカードを持つべきではない人』というのが一定数いるのと同様です。

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誰しもがやるべきことではあるのですが、それに適していないという人はいつの時代もいると思います。

例えば、私はクルマを持っていないどころか免許すら持っていません。 今は時代の変化とともに市民権を得て普通と言えますが、 私が生まれた30年ほど前なら、クルマの運転もできない男など無価値という時代でした。本当に時代が変化して良かったと思っています。クルマは最大の無駄遣いだと個人的には思っています。

私の場合は、完全に向いていない『クルマの運転』をしなくても良い時代になったのでありがたいですが、キャッシュレスや投資に向いていないとなるとこれからの時代、豊かに生きていくのはどんどん困難になっていくのではないかと思います。

私も正しいクルマの運転をきちんと教えてもらって、自分で運転の練習をした上で、『あぁ、やっぱり私には向いてない』と判断したのです。

ですから、彼女も投資から距離を置くだけでなく、もう一度だけ、今度こそはきちんとした『正しい株式投資』を学んで、それから投資をするか否かの判断をしてほしいものだなと私は思いました。

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