【朗報】ビヨンド・ミート、ピンタレスト、ウーバー…昨年IPO銘柄の年初来リターンがスゴいと話題に。今がバブルの最高潮か。

投資の考え方
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昨年IPOを遂げた新興企業たちが2020年に入ってから好調だ。年初来というには、まだ今年は半月ほどしか経っておらず、気が早い話だが、年初来で最も注目されているのは代替肉製造業の大手、ビヨンド・ミート(BYND)だ。

昨日の時点で、同社の株価は年初来54.7%という驚異的な伸び率を見せており、同社の史上最高値のちょうど半分の株価まで株価を戻してきたことになります。

もしまぐれながらも、この波に乗った機関投資家がいるとすれば、早くも同社株を売り払って、年末まで何もせずに1年間、バカンスを楽しんでいた方が年間成績が良くなりそうな気もします。

ビヨンド・ミートほどの暴騰とはいかないが、同じく、昨年IPOを果たした銘柄が好調さを見せている。例えば写真共有サービスのピンタレスト(PINS)が年初来14.4%の上昇(と言っても、昨日一気に9%以上の上昇を見せたのだが)。

背景にあるのは、ピンタレストがスナップチャット(SNAP)を抜いて世界3位のSNSとなったという報道が好感を得たためである。

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他にもウーバーテクノロジーズ(UBER)が年初来12%、ライバルのリフト(LYFT)が年初来9%と、1月が始まってからの半月で続々とIPO銘柄たちが復活を遂げようとしているのが分かります。

もちろんこのような新興株のみならず、大型株も市場の好調さの恩恵を受けており、NYダウが29,000ドルを超えた際には、私の株式資産も日本円で3,100万円を超える場面もありました。

本日の米中合意の内容によっては株価も為替も大きく動く可能性があるため、安心はできませんが、市場全体が概ね順調に株価が上昇する今の相場を歓迎している状態と言えるでしょう。

つまり今は、市場参加者から懐疑心がすっかりと失われ、楽観の中で市場が成熟している状態と言えるだろう

もちろん私は懐疑心を持ちながら投資を続けていますが、私を含め、個人投資家の懐疑心などは市場全体からすれば誤差すらも起こさない弱小な意見ですからね。今が楽観の真っ只中であることは否定できないでしょう。

そして楽観の後に待つのは、『幸福感の中で消えていく相場』なのです。参加者が楽観的なのは大いに結構だが、相場から過熱感が消え始めた時に慌てないようにリスクマネジメントをすることが今こそ必要なのではないかと思います。

楽観的な市場がいつ終わりを告げるか分かりませんし、リセッションの原因となり得る問題は世界中に散らばっています。今や、トランプ大統領のツイート一つで戦争やリセッションが起こる可能性すらあるのですから、ある意味では恐ろしいものです。

だからと言って下落するまで投資を始めるのを待つとか、持ち株を全て売り払うというのは、あまりにもったいないです。いまだに幸福の最中で躍り狂っている投資家たちが多いのであれば、それに乗るのがベストな選択肢でしょう。

そもそも、株価が下落したら投資を始めると言ってる人が本当に株価が下落したら投資を始められるかどうかは疑問です。株価が上昇している時に投資できない人が下落時に投資することなんてできないと私は思います。

私自身も投資を始めたのは、米国がリーマンショックの底値から回復し始め、上昇している時期でした。仮に今すぐに株価が下落を始めたとしても、底値をつけ、一転して上昇し始めるまでには、さすがに2、3年ほどの期間は有するでしょう。

今、投資を始めていない人が『投資しやすい』環境になるまでには短くても3年くらいはかかるでしょうし、まだ株価が上昇し続けるなら、もっと先の話となってしまいます。

こういう右肩上がりになんでも上昇し続ける相場では、少しずつコツコツと投資をし続けるのがベストです。というよりも、上昇相場、停滞相場、下落相場、どんな相場においても、結局長期投資家が心がけるべきは、自分のリスク範囲内で少しずつ投資し続けて、決して相場から離れないということではないでしょうか。

日本株とは違って、米国株市場は、どんなバブル相場も振り返ってみれば乗り越えてきたことが分かります。バブルとリセッションを200年以上繰り返してきて今、NYダウは一時的に史上最高値の29,000ドルを超えることとなったのです。

あくまで冷静な目を持つことは大切ですが、これからも米国株市場の過熱感と向き合うことをオススメいたします。

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