【悲報】「つみたてNISAを始めた途端に株価が下がったんですが…」積立投資で日々の株価に一喜一憂すべきでない理由。

投資の考え方
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賛否両論あるかと思いますが、私が株式投資をしていることは周知の事実となっていて、いろんなコミュニティで、隙があれば株式投資を始めることを周りの人にも勧めるタイプです。もちろん、明らかな拒否反応を示されれば、それ以上深追いすることはありませんけどね。

それで、数年前に学生時代の後輩にも勧めていたことがあったのですが、その時すぐに行動に移すと言うことはなく(大抵の人はそう言うものです)、彼が株式投資に興味を持ち始めたのは昨年の秋頃だったかな。米国株が史上最高値を更新し続けているタイミングで私に「株のことを教えて欲しい」とLINEが来ました。

もちろん、私は断ることなく証券口座の開き方から丁寧にLINEで伝え、ようやく重い腰を上げて11月末にSBI証券に口座を開き、話題の『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』に投資をし始めました。

【超絶朗報】つみたてNISAでお馴染みの『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』、3ヶ月連続でランキング1位に!
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中途半端ではありますが、12月から積立を初めて、2ヶ月連続で彼が積立設定した直後に基準価額が下落したらしいです。で、ですね。初回の積立の時に、「つみたてNISAを始めた途端に株価が下がったんですが…」と言うLINEが私のところに届きました。

私は、「知らんがな」と返しただけですが、私が思うのは、自動で積立投資をしてくれる投資信託に投資しているのであれば、日々の価格変動に一喜一憂すべきではありません

というか、そういう個別株の一喜一憂を無くすために、株価指数であるS&P500やNYダウに投資するのをおススメしているのです。基本的には右肩上がりのこれらの指数に投資しておけば、たとえボーイング(BA)が致命的な墜落事故を起こしても、米国とイランが戦争を回避できる可能性が見えれば、NYダウ全体で見れば株価は微増するのです。

イランでボーイング「737」墜落-キエフ行き、176人全員死亡
ボーイングの旅客機「737ー800」型機が8日早朝、イランの首都テヘランの空港から離陸した直後に墜落した。ウクライナに向かっていた同機の乗客乗員は全員死亡した。墜落の原因はエンジン火災の可能性が高いとイラン当局が発表した。

いついかなる時も強気という訳ではありませんが、NYダウ、S&P500はともに右肩上がりで成長しているのは事実であり、数か月の間の値動きなどは10年単位で見れば誤差の範囲内であると言えるでしょう。

それでも不安で夜も眠れないというのであれば、恐らく株式投資には向かない性格だと思うので、無理に続けることはおススメしません。お金の勉強をしたうえで株式投資をしないという選択肢もそれはそれで良いと思います。まあ、勉強すればするほど、投資しておかないと将来が不安だという結論にたどり着くものなのですが。

ふと私が投資を始めた頃のことを考えてみたのですが、そう言えば個別株に投資したのに特に何の不安も感じなかったなと思い出しました。それ以前に中学生・高校生の間に株式投資に関する書籍を沢山読んで、『投資をするならやっぱり米国株』という脳にシフトしていたし、そもそも、中小企業の経営者だった祖父の影響で株式投資には4歳・5歳くらいのころから興味を示していました。

そういう地盤があったからこそ何の不安も感じなかったのかなと思います。私が最初に投資したビザ(V)もコカ・コーラ(KO)も世の中から無くなる訳がないと信じていたのも大きいです。

結局、株式投資を続けるには、自分の行動が正しいと信じ続けることが何よりも重要なのかもしれません。自信がなければ、株式投資についてこうしてブログを通じて発信し続けることもしないでしょうしね。

成長の速度は緩やかになるかもしれませんが、米国株市場がこれからも成長を続け、NYダウやS&P500に投資することで、少なくともお金に困ることが無い資産を形成することができると私は考えています。

それにしても、後輩にもちゃんとデータの根拠を示して見せて、S&P500への投資が有効だという話をしたんですけどね…思っていたよりも心配性か、お金に対する勉強不足かのどちらか何だと思います。

つみたてNISAはiDeCoと違って、途中解約して資金を引き出すことも可能ですから、彼がせっかく始めたつみたてNISAをこのまま辞めてしまわないか不安ではありますね。

もちろん、投資を辞めると言ってもそれを止めたりはしませんけどね。投資を始めるのも、止めるのも、最終的には自分の判断ということになります。

ですが、つみたてNISAを利用してインデックス投資をするというのは、忙しいサラリーマンでも最低限の勉強でそれなりのリターンを得ることが可能な画期的な手法であると言えるのです。勉強すればするほど、資産を預金だけに割り振りすることのリスクの高さが理解できますので、せっかく勇気を出して始めたのですから、彼にはこれからもつみたてNISAを継続してほしいものだと感じています。

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