皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新年早々、米国株投資家の皆様には朗報が届きました。
I will be signing our very large and comprehensive Phase One Trade Deal with China on January 15. The ceremony will take place at the White House. High level representatives of China will be present. At a later date I will be going to Beijing where talks will begin on Phase Two!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 31, 2019
米国・トランプ大統領は昨晩、自身のtwitterを更新し、1月15日に中国との『フェーズ1』の貿易協定に署名するつもりだということを表明しました。2020年は、トランプ大統領にとっても、大切な1年となりますから、先制攻撃で朗報を入れてきた感じですね。さすがトランプ大統領といったところでしょうか。行動力の塊のような方です。年末の枯れ相場のタイミングでトランプ砲を撃ち込んでくるあたりもタイミングとしてはナイスですよね。
トランプ大統領が、言葉通りに一部だけでも同意してくれるのであれば、本当に2020年の前半のうちにNYダウが3万ドルにタッチするタイミングがあってもおかしくはないと考えています。個人的にはリセッション入りのタイミングは2020年の年末頃からではないかと思います。
ということで、今年はまず初めに景気付けに一発。買付を行いました。

履歴を見れば、ちょうど日付が変わった頃、1月1日の0時ジャストに注文していたことが分かりました。ある意味記念になりますね。
今年も昨年同様ちょこちょこ買いを継続していくつもりです。私の個人的な戦略としては、今年はマイクロソフト(MSFT)とジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の『信用格付AAAコンビ』への投資を強化していきたいと考えています。あとは、新規買付などの銘柄整理にも興味がありますね。もちろん、ビザ(V)の一部を売却したときのような、謎の取引は避けたいところです。

マイクロソフトとジョンソン・エンド・ジョンソンの2社を特に強化したい理由は、2社ともにやはり強大な『ワイドモート』を有する企業であるということを改めて確認できたからです。マイクロソフトはクラウドサービスセグメントの成長期待が大きく、先日バンク・オブ・アメリカ(BAC)に目標株価を上げられていたところです。

ジョンソン・エンド・ジョンソンも、当然ながら『ワイドモート』を有しており、同社の代わりがつとまる企業は、ヘルスケアセクターには無いと断言できるのでは無いでしょうか。
今回のツイートもトランプ大統領の妄言かもしれませんが、それでも解決に前向きである姿勢を見せたのは非常に好感度が高いです。トランプ大統領にはこれからも市場をうまい具合にコントロールしていって欲しいものですね。