今年も後2日となり、いよいよ2019年も終わりが見えてきました。今年は4月から新しくブログを開設し、自分の中でも投資家としてさらに一皮剥けたようなそんな気がしています。
幸せなことに、当ブログも開設から9ヶ月目にして累計PVが83万を超える(12/29現在)までに成長し、自分が思っていた以上にマネタイズすることも出来たため、控えめに言っても満足のいく結果になりました。(また今年のブログについての振り返りは改めて記事にしたいです)
新たな挑戦を新鮮な気持ちで続けているのとは対照的に、もちろん今まで同様に何年も前からずっと継続していることも当然あります。
米国株投資もその一つなのですが、それに関連して、私は投資を始めてから毎年自分の来年の収支の予算作成をしています。個人投資家の方であれば、当然予算を作ってそれに基づいた消費と投資をされているのかもしれませんが、投資初心者の方は自分の家計簿を付けていても、来年の予算までは作ってないよと言う人も多いかもしれませんので、今回は私なりの『予算の作り方』を記事にしてみようと思います。
最近では、予算管理のアプリやエクセル、昔ながらの家計簿などいろんなタイプのものがありますが、私の場合は簡単にエクセルに数字を打ち込むと言う方法にしています。手書きするのは面倒ですし、エクセルなら結構な頻度で見ますからね。まずは、自分が苦にならない方法を用いることが大切だと思います。
予算を組む時に気をつけているのは、『収入は少なめに見積もって、費用は多めに見積もる』ことです。例えば、私の勤める会社では、平社員ならほぼ確実に残業手当が発生します。フレックス制度を導入しているので、残業時間の計算方法が、1ヶ月の実働時間から、決められた時間(定時時間)を差し引いた時間という計算で算出されます。
そしてその時間に対して1分単位で残業手当が付くため、例えば、毎日朝5分早く出社して、定時ちょうどに帰っても、実働20日なら、1ヶ月で100分。1時間40分の残業がつくのです。私も1月半ばからはマネージャー職を辞めることができたので、毎月の給与がフレックス制に変わることになります。
ほぼ確実に残業代は発生しますが、予算には残業代は含みません。いくらくらいになるか分からないですし、仮に収入を多く見積もってしまえば、後々大変になりますからね。予算を組むときは、基本給や各種手当など、最低限の月収を収入として見込むことにしています。
そして費用ですが、これは例えばクレジットカードの引き落とし金額などを見て、簡単に費用を科目ごとに分けます。食費と光熱費、消耗品費とかその程度のざっくりとした感じで大丈夫です。その科目ごとに月次の数値になるように数字を直して上げて、端数は切り上げます。ちなみに、季節要因なども考えられるので、クレジットカードの明細を遡れるのであれば、1年分細かく見て行った方がいいですね。
あともうひとつ、先に収入から目標の貯蓄額・投資額を差し引いてから費用を入れることが大切です。もし、それで赤字になってしまった場合は、どこかで見直しが必要ですから予算としての費用を削ることになります。
とはいえ、ここが一番大切なのですが、あまり実現可能性の低い無理な予算を組まないことを心がけましょう。無理難題だと自分のモチベーションを下げる結果になりますからね。
このような手順で『予算』を作っておいて、毎月自分の実績の収支と照合させることで、反省すべき点が見えてくるはずです。非常にシンプルですが、自分の生活を省みることができますから、投資を始めるなら、まずは予算を作るということをオススメいたします。