2014年から開始したマクドナルドの福袋がどんどんお得になっているという。

しかも昨年までは一部店舗でのみ販売していた福袋だが、今年は全国展開をする予定とのこと。しかもその中身はおトクなモノとなっており、税込3,000円の福袋の中身は以下の通りだ。
・商品無料券(税込3,270円相当)
・ポテトタイマー
・デリカップ
・フェイスタオル
・2WAYトートバッグ
まず目につくのが、3,000円の福袋の中に3,270円相当の商品無料券が入っているという点。引き換え出来る商品はそれぞれ決まってはいるものの、買った瞬間に確定で9%も得をするというのはメリットですね。無料券の有効期限は6月末までと余裕があり、福袋を購入した店舗以外でも利用できるというところもポイントです。
さらに今回の福袋は、渋谷ヒカリエに本社を構える東証一部上場企業のアダストリア(2685)が展開する、女性に人気のカジュアルファッションブランド『niko and…』とのコラボ商品となっており、普段使いもできそうなデザインとなっている。これらのグッズは金券のおまけについてきたと見てもいいですが、それにしては気合の入ったモノばかりです。
福袋は、販売価格以上のものが入っているのは確定なのですが、店舗によっては、不人気在庫の整理の口実に福袋を販売するため、あまり積極的に買いたいものではないです。
しかし、販売価格以上の無料クーポンが付いてくるなら、きちんと使い切る自信があればメリットでしかないですよね。控えめに言ってもオトクだと思います。
また、それだけでなく、日本マクドナルド(2702)が福袋を売ってくれれば売ってくれるほど、本家本元の米国マクドナルド(MCD)は、美味しいところだけを吸い上げることができるのです。我々米国マクドナルドに投資してる投資家は、おトクにマクドナルドを利用しながら、投資先の収益アップ、配当金アップというメリットまで享受できる立場にあるのです。
ユーザーとして得をしながら株主としても利益を得ることができると言う点で、やはり株式投資はメリットが大きいと言えるでしょう。
ここ最近の福袋は、前述のような在庫処分の意味合いではなく、それ専用に商品が組まれていたり、中身がわかるものが増えましたね。ユーザーとしてはとてもありがたいものです。以前は福袋といえば、プラスにはなるものの、中身がわからないギャンブル性の高い商品でしたからね。
最近では、数十万円、数百万円するような福袋も現れ始め、本当に赤字覚悟でやってるんだなぁと言うことがわかります。
福袋はメリットの多い商品であることに間違いはありませんが、一つ注意したいのが、中に入っているもののうち、1つでも無駄なものがあれば相対的には損をしてしまうと言うこと。結果的に無駄遣いになってしまったと言う笑えないことにもなりかねないので、中身が確認できるなら、全て実用的か?もしくは、マクドナルドの無料券のように、1点の商品で元を取ることができるかどうか?と言う点を確認することをオススメいたします。福袋は年末年始に財布の紐が緩くなった人からお金を奪っていくために生まれた商品だと思いますから、気を付けておいて損はないと思います。
とはいえ、中身も要らないものであれば、メルカリやオークションなんかで現金化すれば良いので、年末年始のお楽しみとして無駄遣いしすぎない程度にお買い物を楽しむのはアリなんじゃないかと思います。
どちらにせよ、値段以上の無料クーポンが付いてくるマクドナルドの福袋であれば、ヘビーユーザーにとってはお得な商品と言えるのではないでしょうか。