今月10日、無事当社では冬季賞与が支給されました。私Yukiは、部下から「どうせ、ボーナス全額株買うんでしょ?」と言われるほど、投資家キャラが浸透してきているので、私のボーナスはいずれ全額、彼らの思い通り株式に姿を変えることになるでしょう。
それでですね。結構そういう『ボーナスの使い道』イジリをされることが多かった(威厳のないマネージャーですね 笑)ので、部員に『ボーナスの使い道』についてアンケートをとってみました。
アンケートといっても雑談の中でちょっと聞いてみた程度ですが、部員20名へのアンケートの結果、弊社経理部のボーナスの使い道はこのような内訳になりました。複数回答いただいた場合は、1番初めに出てきた回答を採用しました。
・貯金…11名
・欲しかったものを買う…5名
・投資…3名
・有馬記念…1名
今回のアンケートで浮き彫りになったのは、やはり過半数が『ボーナスは貯金』といまだに考えているというショッキングな出来事でした。もっと布教活動に力を注がねば…という謎の使命感に駆られましたね。
そして、消費活動に励んで、日本経済を回してくれるのはわずか5名。ちなみにこの中に『旅行』も含んでいます。
ボーナスを貰ったので、先週末から今週の初めにかけて台湾へ旅行へ行ったというメンバーもいます。私も台湾は何度か行っているので、事前にオススメの屋台グルメとかを推しておきました。土産話を聞く限りとても楽しめたようで何よりでした。あとはバッグを買ったり、服を買ったり、という若手女性社員が多かったかな。彼女たちからすればそれが『活力の源泉』ですからね。大いに楽しんでほしいです。
1名だけ、有馬記念にぶちこむという若手女性社員がいて、「え!競馬やってんの!?」となった社員がいました。意外な一面でしたね…まだまだ知らないことがあるみたいです。
都内の競馬場は女性でも行きやすく、綺麗でオシャレな空間になっているのだそう。私のイメージでは、関西の競馬場のように、『最低でも歯が1本は欠けたオジさんたちが集まる場所』というのは、もはや古いようですね。そもそも、僕は行ったことがないので、完全にイメージですが。
そして私を含めて投資にお金を回すのは、たったの3名。私と私の彼女、そして投資について熱心に聞いてきた若手男性社員の3名です。うーん…やっぱりまだまだ布教活動が足りないようです。
母数は20名と少なくて信憑性は低いですが、それでも20名中3名、全体の15%がボーナスを投資に回すと回答しているのは、社会全体からすれば多い方なのではないだろうかとも思います。日本には投資家と呼ばれる人種は1割もいないと言われていますからね。
ただ、20代、30代ばかりで構成された弊社経理部で、貯蓄に回すというしょうもない回答が過半数を超えたのはショッキングな出来事です。まあ、貯蓄の中でも結婚式の準備資金に回すという男性社員がいたので、彼について非難するつもりはありませんけどね。
人のお金の使い道に文句を言うつもりは毛頭ないですが、20代の投資家は今年だけでかなり増えたことがわかります。

もっともっと若年層の個人投資家が増えてくれることを心から望んでいますので、私としては今回のアンケートはちょっと残念な結果となりました。
実際、一部上場企業の経理部門だからといって、マネーリテラシーが高い言う訳ではなく、さらに言えば、投資に興味があると言う人はそれほど多くはありません。

ですが、各証券会社の手数料が引き下げられたこともあって、これからもっと投資の裾野は広まっていくだろうと思います。来年の夏の賞与が出る頃には、投資家の割合が増えることを祈っています。私も投資家として布教活動に尽力していくつもりです。