今月14日午前2時ごろ、青梅市成木の住宅でこの家の住人である67歳の男性が殺害されるという事件が発生した。

警視庁によると、現場周辺の防犯カメラにマスクを着けた男ら複数の人物と不審な車両が映っていたことが新たに分かり、複数名による犯行の疑いがあると見て捜査しているとのことです。
犯人が捕まっていないため、犯行の動機は不明だが、この男性は、『人から恨みを買う可能性が大いにあった人物』なのは間違いない。
その理由は、彼が1億円の入ったアタッシュケースを開いて、見せびらかすという謎の行動をしていたからで、近所の人は「誰もが知ってる」と言うほど有名なようです。
また、彼の自宅からはこの1億円入りのアタッシュケースが見当たらないことから、恐らく強盗目的の犯行だということが伺えます。
周りの人間に見せびらかした挙句、多額の現金を持ち歩くなど、 「ここにお金があるから狙ってくれ」と自ら言っているようなもので、非常に危険かつ馬鹿げた行為です。自己顕示欲がそうさせたのかもしれませんが、昨今では老人の間でも経済格差が広まっており、ひと昔前のように、『年寄り=現金を貯め込んでいる』とも限らないのです。1億円を貯めたことは称賛に値しますが、その使い方が下手くそだったために、彼は命まで落とすハメになったのです。
お金はただのツールであり、それ自体には何の価値もありません。現金は、持っているだけでは本来はインフレという形で少しずつ減価し、腐っていくものなのです。
もちろん、強盗を犯した犯人が全面的に悪く、情状酌量の余地はないが、彼はアタッシュケースに入れた1億円を見せびらかすという愚かな行為さえしなければ、残りの人生を悠々自適にお金の心配なく過ごし、寿命を全うできたのではないだろうか。
お金を稼ぐことや貯めることより、お金を使う方が実は難しいものだと私は思います。そりゃ、高級クラブなんかに行って高給なお酒や高級な食事に舌鼓を打ち、高級外車なんかを買っていれば1か月もしないうちに1億円を使い切ることはできるでしょう。
私はそんな生活をしたくはないですが、使うだけなら誰にだって使うことはできます。ですがそうして使ったお金はそのほとんど全てがただの浪費であり、何も残らないものとなります。
1億円を全額配当利回り3%の個別株に投資しておけば、それだけで配当金は年間300万円手元に入ってくることになります。それだけの不労所得があれば、老後の一人暮らしなら十分すぎる生活ができたことでしょう。お金をそのままアタッシュケースに入れているだけでは、何の価値も生み出さず、経済を停滞させる原因となります。
私が毎月資産総額を公開しているのは、株式投資を通じて資産を増やすことができるということを身をもってお伝えしたいという思いがあり、投資初心者にも興味を持ってほしいと思うからこそです。
当然ですが、リアルで多額の現金を見せびらかせたことは無い(というかそれほど多額の現金は持ち合わせていない)ですし、そんな無意味なバカげた利用方法は思いつきもしませんでした。
金銭トラブルは犯罪の主な原因となり得ますから、お金をむやみやたらに見せびらかすような真似は寿命を削っているのと同義であることを理解しなければなりません。
特に、貧乏人は思考回路も貧相ですから、お金がある人を見ると叩きたがり、勝手に嫉妬や妬みを持つような自分勝手な連中です。Youtuberに転身した元ZOZOの社長である前澤氏が、1,000億円を記帳するという動画をアップし、炎上したのはまだ記憶に新しいでしょう。

貧乏人は、何の努力もせず環境や社会のせいにして、人を叩くことでしか満足できない生産性のない人間です。今回の凄惨な事件は、お金の使い方ひとつで命を落とすこともあるという事例でした。当ブログのような弱小ブログにまで目を通してくださるリテラシーの高い皆様なら大丈夫だと思いますが、どうか妙な自己顕示欲で命を危険にさらすことのないよう、お気をつけください。