【超絶朗報】つみたてNISAの口座数、7-9月期で16%の増加。若年層に広がる『積立投資』という新常識。

投資の考え方
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金融庁が20日発表した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」によると、つみたてNISAの口座数は9月末時点で170万5900口座と6月末から16.0%増加したとのことです。中でも、20歳代が17.7%増と最も高く、30歳代、40歳代もそれぞれ16.4%増、15.8%増と堅調に伸びているという。

「つみたてNISA」若年層中心に拡大続く、7−9月期口座数16%増| モーニングスター
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しかも、買付額で見てもつみたてNISAは9月末時点で約2,335億円と、6月末から31.2%増加し、インデックスファンドが34.2%増と、アクティブファンドの23.4%増を大きく上回る結果となりました。

これは若年層を中心に、積立投資という考え方が浸透してきていることを表し、我々の世代が日本で初めて投資について真剣に考えだした世代と言えるかもしれません。

特にここ最近は、20代の女性投資家が増えてきており、20代の女性投資家のうち4割が今年、投資家デビューしたというデータも存在している。

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私のパートナーであり、部下でもある彼女も現在24歳ですが、来年の1月から投資家デビューするために準備は万端です。

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私は20歳から米国株投資を続けてきた身として、若年層の個人投資家が増えることを強く望んでいます。もちろん若年層だけでなく、全世代に投資の必要性が広まることを望んでいますが、積立投資の性格上、どうしても時間をかける必要があります。

私自身、投資元本は過去9年間で1,200万円ほどであり、同じ投資クラスタの方々と比べれば、投資額はそれほど大きくはありません。(それでも20代で1,200万円は我ながら頑張ったと思います)

ですが、米国株の過去10年間の好調さのおかげで現在は株式資産だけで時価総額3,000万円程度の資産を築き上げることができました。そのほとんどが含み益という関係上、浮かれることもできませんが、仮に今年の年初に1,200万円をまとめて投資したところで、S&P500指数の値上がり率は年初来30%ほどですので、単純計算しても1,560万円ほどにしかなりません。

もちろん、年間リターンが30%というのは相当好調であることから、毎年これほどのリターンを生み出すことができるはずはありません。いくら市場が好調でも短期投資、単年での計算ではリターンにも限度があります

それに投資開始時点で1,000万円を用意できる人もおそらく限られているのではないでしょうか。私も投資を始めた時点では100万円しか持っていませんでした。しかしその後、コツコツ追加で資金を投入し、投資をし続けてきたからこそ、投資総額は1,000万円を超えるまでになり、20代のうちに3,000万円の時価総額を超える資産を形成することができたのです。

この事実は、投資を始めるのにまとまったお金が必要ないことと、コツコツ積立投資をすることによる複利の力、時間が持つ強大な力を示しているのです。

現在20代後半未満の世代は、生まれながらにして日本が不景気に直面し続けてきたことから、現在の50代以上の世代と比べれば、お金のコントロールが上手い人が多いです。

しょうもない詐欺に引っ掛かる大学生もいますが、基本的には生まれながらにして節約志向が高い人が多いように見受けられます。

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投資を始めるにしても、まずは節約して余剰資金を生み出すことが必要ですから、その要素が生まれながらにして染みついているというのは、実は投資家としては大変なメリットだと思います。

私自身は通常NISAを活用しているため利用していないつみたてNISAですが、投資初心者が無理なく余剰資金を運用できるつみたてNISAという制度はもの凄くメリットが大きいと思います。

つみたてNISAは、年間拠出額を月5万円、年間60万円くらいまで拡大してくれれば、もっと使いやすい制度なのにな…と残念に思う気持ちもありますが、それでも20年超の運用期間であれば、米国株市場であれば相当な確率でプラスのリターンを得ることが可能です。

もちろん、10年単位で低迷する時期も無い訳ではありませんが、それでも分配金を自動再投資してくれる投資信託は、積立投資を続けることで10年間ずっとマイナスになり続けるということは決してありません。しかも20代であれば、20年後もまだ40代半ばですから、さらに長期的な投資を続けることができるのです。

その場合は、初めにつみたてNISAで購入した投資枠から順番に20年目で解約してもいいし、非課税ではなくなるものの、その後も持ち続けることで、収入が途絶えて本当にお金が必要となる60代、70代以降に、分配金を受け取るように設定すれば、もしかしたら生活費を賄えるだけの分配金を受け取ることができるかもしれません。

もし、20歳から定年の65歳まで45年間、年間40万円(毎月3万3,333円)の投資を続け、年率6%のリターンを上げることができれば、資産は9,000万円を超えることになります。

分配金の利回りが2%なら、税引前で年間180万円を超える不労所得を得ることができるのです。年金がいくら貰えるかわかりませんが、年間180万円の不労所得があれば、相当裕福な老後を送ることができるでしょう。

また、楽天証券では、リタイアメント後に合わせた投資信託の出口戦略として有効と思われる、『定率指定による定期売却サービス』が開始する。

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我々世代が今からつみたてNISAを活用して、積立投資を継続すれば、30年後、40年後の将来には、よほどタイミングが悪くない限り、お金が無くて生活に困窮するということはないのではないだろうか。

そして、今、行動に移せなかった若年層は将来『貧困老人』として国の世話になりながら社会に対して文句を言いながら明日の生活もどうなるか分からない人生を送ることになるのかもしれませんね。

まあ40年後でも、貧困老人を国が面倒みてくれるのなら、まだマシな未来と言えるのかもしれませんけどね。

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