先日から、個人投資家クラスタをざわつかせるネット証券各社の手数料無料化ラッシュが続いています。


DMM.com証券も米国個別株の取引手数料は無料なものの、配当金を日本円に換算する時の為替手数料が1円(100銭)と割高で、トータルコストで見た場合、DMM.com証券より既存のSBIや楽天、マネックスという3大ネット証券の方が割安になるという結果となりました。
そんな中、マネックス証券からまたも嬉しいニュースです。

本日の発表によると、今年の夏から来年の1/7(火)まで継続予定だったドル為替手数料の無料を無期限化するということ、そして米国ETF9種類の手数料を無料にすると言うものです。しかも、手数料無料化となるETFはどれも優良なモノばかりで、私が常々積み立てているS&P500に連動するVOOも含まれています。
- バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(ティッカー:VT)
- バンガード・S&P500ETF(ティッカー:VOO)
- バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF(ティッカー:VTI)
- i シェアーズ・コア S&P 500 ETF(ティッカー:IVV)
- SPDR トラストシリーズ 1(ティッカー:SPY)
- ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
- ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(ティッカー:DHS)
- ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド(ティッカー:DLN)
- ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド(ティッカー:DGRW)
私がSBI証券でNISA枠をギリギリまで残していたのは、VOOの買付にかかる買付手数料を無料にするためでした。(SBI証券の場合は、NISA口座に限り米国ETFの買付手数料無料)
ですが、マネックス証券が米国ETFにかかる手数料を無料にするのであればメリットしかないですよね。(ただし、キャッシュバックのため、実質無料という形にはなります。)
マネックス証券は今年の夏も米国株の最低手数料撤廃の動きを主導したと言う実績があります。

また、謎の近未来的なサービスを展開するなど、革新的な証券会社であることには定評を得ています。

こういう動きをSBI証券に主導してもらいたいなと言うのが私の本音ではあります。ETFが実質無料になるなら為替手数料25銭を負担しても、SBI証券の手数料(為替手数料4銭+買付手数料0.45%)より安くなりますよね…マネックス証券も口座自体は持っているので活用しようか悩みどころです。
ただし、最低手数料撤廃の動きも結局は2週間ほどで大手ネット証券3社が横並びで対応したことから、楽天証券、SBI証券も後追いでマネックス証券の真似をすることになるかもしれません。
そうなれば個人投資家としては大変喜ばしい限りですね。今回も最低手数料撤廃の動きと同様、大いに応援させてもらいます。
さあ、SBI証券さん。ここまで来たら、インパクトのある施策として残された道は
『米国個別株、米国ETFの売買手数料無料+為替手数料無料!』
くらいしかないですよ~。
こういうのは先に出した方が話題になるので、どんどん積極的に進めていった方が勝ちだと思います。3か年計画なんて悠長なこと言ってられないですよ!
口座数No1のSBI証券さんの対応を心から楽しみにしています。