私も別のサービスでお世話になっておりますDMM.comより、昨日とても素晴らしい朗報が届きました。
株式会社DMM.com証券が提供する株式オンライントレード【DMM 株】は、2019年12月9日(月)現地約定分から、米国株式取引手数料の完全無料化を実施するとのことです。

ここ数日で、主要なネット証券各社に手数料無料化の波がきており、国内株式や投資信託、信用取引などにかかる取引手数料は軒並み無料化されました。…とはいえ、外国株が無償化されるのはもっと後のことだろうな〜と考えていました。

ですが、今回このようにDMM.com証券というまさかの伏兵が大手各社を差し置いて米国株取引にかかる手数料を無償化してきたというのは非常に驚きました。私も早速SBI証券に対して追随してほしい旨の連絡をいたしました。
SBI証券の為替手数料は最低4銭、楽天証券やマネックス証券・DMM.com証券が25銭であり、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の米国株取引手数料が0.45%(税込0.495%)ですので、為替手数料と取引手数料を合わせた手数料合計は以下の通りとなります。
・DMM.com証券 0.25%(為替手数料25銭+取引手数料無料)
・SBI証券 0.535%(為替手数料4銭+取引手数料0.495%(税込))
・楽天証券・マネックス証券 0.745%(為替手数料25銭+取引手数料0.495%(税込))
※ただしマネックス証券は来年1月7日までは為替手数料が無料となっています。
DMM.com証券が最も安いということになりますが、その他の利便性を考えると、現状ではSBI証券かなぁ…とはおもいます。
それにしてもNYダウやS&P500指数が最高値を更新しており、米国株への興味関心が高まっているこのタイミングで米国株の取引手数料無料のお知らせを流すとは、DMM.com証券のマーケティング力には脱帽です。インパクトの大きさから口座を切り替えようとする方がいてもおかしくはありません。
こうなってくると大手ネット証券3社もうかうかしておられず、特にSBIホールディングスは3年以内にあらゆる証券取引にかかる手数料を無償化すると公言しているわけですから、無視できないですよね?

SBI証券、楽天証券、マネックス証券の大手ネット証券3社は、今年の夏にも手数料の引き下げ戦争を行い、三方よしの3社とも最低手数料を撤廃という結果に収まりました。
ですが、早速新たな試練が訪れたということでしょうか。特にSBI証券は前述の通り、取引手数料の無償化を目指すことを大々的に公言したわけですから、いち早く対応していただきたいところですね。
大手3社は様子見となるのか、それともこの前と同様に一気に対応を発表するのか。今後とも注視していきたいところです。