【考察】つみたてNISAを取り崩すタイミングはいつがベストなのか?

投資実務
スポンサーリンク

以前、記事にもしました通り、政府は今後現行のNISAとつみたてNISAをつみたてNISAと『積立型』NISAへと変更するつもりのようです。

【悲報】政府、つみたてNISAとは別にNISAの『積み立て型』を新設へ。一般NISAを残す意味はあるのか。
ここ数日、毎日新しい情報が流れているNISA制度についてですが、今朝の報道によると、政府・与党は、「少額投資非課税制度(NISA)」の一つである「一般NISA」を刷新する方針を固めた。とのことです。現在の一般NISAは20...

ハッキリと言って、『積立型NISA』はあまり良い制度とは思えず、これから投資を始める方にとっては『つみたてNISA』の活用一択ということになるんじゃないかなと私は考えています。

ですが、つみたてNISAは投資対象が政府が優良と認めた投資信託と一部のETFのみとなっているため、基本的には投資信託への積立投資を前提としております。投資信託への投資の場合、大抵は分配金自動再投資方式を選択するため、いくら投資を続けていてもCIF(キャッシュ・イン・フロー)が無いことになります

もちろん、分配金を自動で再投資してくれる方が本来は効率的でありがたく、米国と同様に日本にも個別株のDRIP方式( 配当金再投資制度(Dividend Re-Investment Plan) )を採用してほしいと、私は何度もSBI証券に依頼をしております。一応、日本ではサクソバンク証券がDRIP形式に対応していますが、SBI証券の為替手数料の安さやSBI銀行との互換性などのメリットが受けられないのと、サクソバンク証券が今のところ使いづらい証券会社ということで、移管等は考えておりません。

ただ、サクソバンク証券は最短で2021年には特定口座源泉徴収ありに対応する見込みですので、そうなれば少しは使いやすくなるかな?でも元々は、来年の1月から対応するって言ってたのに延期になったから本当にいつから対応するかはわからないな。と言ったところです。つまりSBI証券でDRIPが使えるようになれば最強。ということですね。

少し話が逸れたので戻しますが、前述のとおりつみたてNISAを活用していても、キャッシュインフローが無いため、どこかで売却する必要は出てきます。仮に20年後に『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』を2,000万円分運用していても、外で牛丼一杯すら食べることができませんからね。今回はつみたてNISAの売却(現金化)のタイミングを考察していきます。

スポンサーリンク

基本的には、20年間つみたてっぱなしがベスト!

前置きが長かったので、回答から申し上げますと、当然ながら『つみたて』NISAなのですから、20年間は枠を使い切って投資を継続するのがベストとなります。つみたてNISAはiDeCoとは違い、途中解約(売却)可能な分、売り払うことができるのですが、売り払ったからと言ってその投資枠が新たに復活するなどと言うことはありません。ですから非課税枠をフルに活用するためには20年間投資を継続することがベストであることに異論はありません。

そもそも『長期投資を通じて老後の資産形成』を目指しているのですから、つみたてNISAは20年間保有しておくのが良いだろうと思います。

どうしても積立期間中に資金が必要であれば、積立金額を変更する

twitterの投資クラスタなどを見ていると、つみたてNISAは当然毎月33,333円の投資をする制度だと思われがちですが、最低購入金額は100円からと、融通の利く商品なのです。毎月33,333円は厳しいな…と思われる方は毎月の積立金額を満額⇒1万円に減少させることで、毎月2.3万円の利用可能資金を捻出することができるのです。長期投資というのはそもそも『無理をしない』ことと、『市場に残り続ける』ことが大切だと思うので、お金が無いからと言って2、3年で積立を解除して売却してしまうようなことがあれば本末転倒ですし、3年程度の積立投資なら、損失が出ている可能性もあるので危険と言えるでしょう。

20年の積立後は一括売却せず必要に応じて売却すべし。分配金の受け取り方法を変えるのも吉。

今から20年後、つみたてNISAの非課税期間の満了まで無事積立投資を継続出来た方は素晴らしい意思の持ち主と言えるでしょう。そんなあなたの不屈の意思を讃えるかのように、あなたが保有している投資信託の資産額は大きくプラスになっている可能性が大いにあると思います。

非課税期間ギリギリに全て売却してしまっても、もちろん良いのですが、例えば私であれば今から20年後と言ってもまだアラフィフ世代ですから、現役真っただ中です。仮に子供の教育費などがかかるとしても、つみたてNISAや株に手を付けることは無いかなと思います。子供の教育費くらいは別で用意しておくつもりです。まだ子供はおりませんが。笑

私であれば、せっかく20年もつみたてNISAで投資を続けてきたのですから、特定口座へ移管してそのまま持ち続け、さらに追加投資を行い、資産の最大化を目指すでしょう。

そしてそれからさらに20年後、老後の資金が必要になって来たタイミングで必要に応じて取り崩して生活資金等に充てることになるかなと思います。

もしくはその頃になればつみたてNISAで始めた投資信託も相当な資産額になっているだろうことから、分配金の受取方式を変更するというのも手だと思います。今まで分配金を自動的に再投資していましたが、それを証券口座に入金してもらえれば、課税はされますが安定的なキャッシュインフローが見込めます。

仮に毎月33,333円を40年間積立投資をし、インデックス投資のリターンとしてシーゲル教授が『現実的』と言っている、平均リターン5.5%で運用したとすれば、資産総額は5,800万円相当となります。

例えば、分配金が2%だとすれば、分配金だけで年間116万円、米国と日本の所得税を差し引いても年間83万円の手取り収入が見込めます。月平均すると7万円弱です。老後で生活費が減っていれば、少額でも貰えるだろう年金と合わせれば、それなりの生活ができる水準ではないでしょうか。どうしても必要な資金総額が分配金だけで賄えるのであれば、売却をする必要すらないということがお分かりいただけるかと思います。

まとめ

投資対象が順調に成長をしている限り、理想の保有期間は”永遠”であることから、どうしても必要な時を除いては、つみたてNISAの非課税期間が終わった後でも売却すべきタイミングは訪れないということがお分かりいただけるでしょうか。

ただ、投資家一人ひとりにそれぞれのライフプランニングがありますので、資金が必要になるタイミングも金額もバラバラとなります。

だからこそ、つみたてNISAに投資を任せているからファイナンシャルリテラシーは不要などと思わずに、自分の人生設計をざっくりとでもいいので明確にし、『お金が必要になるタイミング』に合わせて必要な資金が準備できるよう、貯蓄なり積立投資なりを継続すれば良いのではないでしょうか。

まあ、仮にそれがご自身の力でできるのであれば、その時点であなたは日本でも有数のファイナンシャルリテラシーをお持ちの方だと断言できるのですけどね。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

投資実務
スポンサーリンク
Yukiをフォローする
スポンサーリンク
Snowball 〜20代からの米国株積立投資〜
タイトルとURLをコピーしました