厚生労働省は27日、生活に支障が出るほどオンラインゲームなどに没頭する「ゲーム障害」に関する初の実態調査の結果を発表した。
10代と20代の約12%が休日に6時間以上ゲームをしており、プレー時間が長い人ほど、学業や心身への影響が見られたという。もちろんこの傾向が良いことだとは思いませんが、1日6時間で『依存症』扱いなら、サラリーマンのほぼ100%は辞めたくても辞められない『仕事依存症』もしくは『会社依存症』という事になってしまいますよね。
かなり前に、eスポーツの世界大会で優勝した青年が3.3億円の賞金を手にしたという話題を記事にしました。

彼は毎日8時間〜10時間もの間ゲームをプレイし、世界のプレーヤー約2億5千万人の頂点に立つことができたのです。もちろん彼には才能があったというのもあり、全員が毎日10時間、ゲームをして賞金を手に入れる事は難しいでしょうが、彼の両親はもはや彼にゲームを止めろとは言えないでしょう。
1日6時間以上というのがもし、読書や何かしらの研究なら批判は受けてないだろうと思います。つまり、端的に日経新聞を好んで読むような高齢者層を中心にゲームに対する偏見がまだまだ残っているという事ですよね。つまり、老害が孫にゲームを止めろと注意するための口実になる記事と言えるでしょう。
また、同時にtwitter上では、『課金20万』と言う話題がトレンドとなっていたので、私もトレンドフォローでツイートしてみました。
私は毎月平均で株に課金20万くらいしてますけどね☺️#課金20万
— Yuki@Snowball (@Yuki50479766) November 27, 2019
ソーシャルゲームに20万円も課金する人の気持ちは私にはわかりませんが、20万円の使い道は幅広く、ファッションに興味がある人は高級スーツやブランド物の小物を買うだろうし、旅行好きな人は20万円あればヨーロッパや東南アジアのビーチリゾートなんかに旅行に行くでしょう。
そして彼らには毎月20万円の株式投資をする私の気持ちなど理解できないでしょうし、私も彼らの気持ちはわかりません。旅行は行きたいですけどね。
『ゲーム依存』も『課金20万』もそれ自体が問題だとは私は思いません。好きなことに熱中することもそれにお金をかけるのも他人が否定すべきことではなく、彼らが経済を回していることを老害は理解すべきです。
では、何が問題なのかと言うと、私は夢中になってやったことと、多額のお金を使った結果、『何も残らなかった』と言うのが一番の問題だと思います。読書をすれば知識が蓄積されますし、何かしらの研究には意味がなかったとは言わないでしょう。
また、eスポーツの優勝者やゲーム実況のYoutuberにとっては、多くの時間を割いて夢中になったゲームに『意味があった』と言えますし、形には残らなくてもいい思い出になったのであればそれもありなんだと思います。私も同僚と昔やった『マリオカート』や『スマブラ』、『ドラクエ』に『無双シリーズ』の話なんかをすることもあります。子供の頃にゲームをした経験がないとこんな話に花を咲かせることもできないですよね。
でも、多額の課金をした結果サービスが終了してしまったマイナーなソシャゲなんかはどうなんだろう。いい思い出になるのかな?私には理解できません。
ただ、『スマホアプリへの課金は9割のユーザーが後悔している』ことから、ゲームへの課金はあまり良い結果は生み出さないんだろうなと考えています。
私の場合は毎月20万、株式への『課金』を続けていますが、この結果として現在、数千万円と言う資産が残っています。私は、周りからいろいろ言われながらも早くから株式への課金を続けてきて良かったと思います。後から振り返って後悔しないお金の使い方であれば、誰から批判を受けることもないと思います。
そして、もっと根本的には、学生が学業以外のゲームなどへ依存するのは、学校の授業がつまらないのが原因だと思います。何に興味を示すかは人それぞれですが、しょうもない座学ばかりの授業内容では、そりゃ白けますよ。教師もブラック企業並みに働かされて、内部でのしょうもないイジメが露見され、教師の大変さも分かりますが、教育者ならゲーム依存を嘆く前に興味を持たせるような授業を心掛けることが大切じゃないかなと思います。
私も小学生5,6年の頃の担任が面白い先生で授業をちゃんと聴いていたので成績が良くなったと言うのがあるので、やっぱり担任の先生というのは子供にとって重要だと私は考えています。
お金についての教育は学校の教育とは別に、先人の投資やお金に関するブロガー様達を始め、僭越ながら私も情報発信を続けてまいりたいと思います。
『ソシャゲに課金20万』が意味あるお金の使い方なのかどうか。当ブログを見ていただければ何かしらの答えを提供することができるのではないかと思います。