【悲報】ジム・クレイマー氏の「弱気相場入り」宣言から1年。NYダウは最高値を更新。投資家の予言はいつも当たらない。

投資の考え方
スポンサーリンク

米国の著名な投資家であり、元・ヘッジファンドマネージャーであるジム・クレイマー氏はちょうど1年前の2018年11月26日、CNBCの番組内で『米国株市場は弱気相場入りした』という旨の宣言をしました。

Cramer: 'I have tremendous contempt for this market' — it's a bear market not a correction
People don't want to call it a bear market. But what do they need?" Cramer asks, rhetorically.

「投資家は弱気相場入りしたと認めたがらない。だがこの相場を『弱気相場』と呼ぶべきだ。」

あなたが馬鹿でない限り、現在の市場についてポジティブになることは非常に難しい。 3日間か4日間、相場が上がったのを見届けたら、その時に保有株式をいくらか売れ。

確かに2018年当時、10月初めにNYダウは27,000ドル直前まで株価は上昇したものの、その後は右肩下がりの相場が続き、10月末には24,000ドル台前半まで下がるなど、1か月で10%近くの下落をしました。

その後、一度に下がりすぎた反動で上昇するも再度株価は暴落。ジム・クレイマーが『弱気相場』入りを宣言したのはNYダウが25,000ドル台の攻防をしている時でした。

そしてその後、12月にかけても株価は下落。去年のクリスマスにはNYダウは22,000ドル割れとなり、本当にリセッション入りが騒がれることとなりました。

しかしその後は見ての通り、2019年の間は今のところ大きな調整が入ることも無く、昨年末に大きな調整が入ってくれたおかげで今年のNYダウの上昇率は現時点で20%を超えており、特に最近はNYダウが史上初めて28,000ドルを超え、最高値付近にあることがわかります。

株価が市場最高値付近にあることから、市場参加者たちは漏れなく含み益が出ている状態であり、少し危険な楽観論が数か月前よりもさらに増えてきたように感じています。

ですが、この1年を振り返ってみると、著名な投資家であるジム・クレイマーの『予言』は当たっているとは到底言えず、ジム・クレイマー氏の言う『弱気相場』に入ったとは考えづらいのである。

もちろん数年以内に弱気相場入りするであろうというつもりで私も現金ポジションを増やしています。というか高値を更新していく中ではあまり積極的に個別株を買おうと思えません。一度大きく下がれば買えるんですけどね。不思議なものです。

ただ、ジム・クレイマー氏ですら相場がこの先どうなるか分かっていないということが十分に分かる結果だったのではないかと思います。

ジム・クレイマー氏が言うように、昨年の10月~12月頃の株価の下落が単なる調整では無かったのであれば、今年のNYダウのリターンは散々なものになるはずですが、そうはなりませんでした。

当ブログでも、何度か取り上げている世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏もたびたび予言を外すことで有名な投機家です。ジム・クレイマー氏やジム・ロジャーズ氏のような投資家ですら、将来の株価を予測できないのですから、我々のような日本の個人投資家が正確に株価の下落タイミングを計ることなどできるはずがありません。

昨年の下落時にジム・クレイマー氏の発言を真に受けてすべてのポジションを解消した投資家たちは2019年の上昇相場に乗れなかったばかりか、今年度支払われた配当金を受ける権利を放棄したことになります。株の含み益がただの数字である以上、配当金というキャッシュ・イン・フローを受けることができなかったのが何よりも痛いところです。

我々は誰一人として明日の株価がどうなるかを正確に当てることなどできません。つまり、タイミングを見計らった投資をすることなど誰にもできないのです。だからこそ、株価が高値を更新している間でも警戒心は持ちながらも少しずつ持ち株数を増やすべきですし、逆に明日にもリセッションが始まって今後10年間株価が低迷するとしても、特段、企業内部に問題が生じたとかでなければ株を売るべきではありません。

むしろ市場全体が低迷している中でも業績の悪化が限定的だと考えるのであれば、低迷している間に持株を増やしていくことが長期投資家として正しい行動であると言えるのです。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました