【朗報】モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)、ティファニー(TIF)との『婚約指輪』に162億ドルのお支払い。巨大ブランド企業はさらに増大するか。

投資の考え方
スポンサーリンク

高級ブランド世界最大手のLVMHは25日、ティファニーを買収することで合意しました。気になる『婚約指輪』のお値段は、現金162億ドル(約1兆7600億円)。1株あたり135ドルと太っ腹だ。

ティファニー買収するLVMH、宝石磨く必要
婚約指輪の相場が給料3カ月分だとすれば、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンはティファニーにほんの少しだけ多めに払っていることになる。

もともと、先月26日の段階では1株当たり120ドルでの買収案が提示されていたとのことですので、そこからさらに12.5%も上乗せされたことになります。この報道を受けて、ティファニー株は急上昇。当たり前ですが、135ドル近辺まで一気に上がりました。

LVMHは社名にもなっている高級ワイン・スピリッツの『モエ・エ・シャンドン』『ヘネシー』、高級ファッションの『ルイ・ヴィトン』のみならず、「クリスチャン・ディオール」やシャンパンの「ドン・ペリニヨン」など75ブランドを保有しているが、高級宝飾品の分野では衣料品や化粧品ほどの有力な地位は築いていない。ティファニーを取得することによってLVMHの宝飾品の規模は2倍超に拡大し、市場シェアも18%を超えるとみられている。LVMHとしては喉から手が出るほど欲しかったと言うところでしょう。

しかしティファニーは他のブランド企業群と比較すれば、利益率が少し低く、同社のジュエリーには『ピンからキリまで』お手頃な価格のモノから高級品まで揃っていることが原因とみられる。

つまり、他のLVMH傘下のブランド企業に比べて、『安売り』している商品もありどうしても利益率は低下してしまうのでしょう。ただ、前述の通り、ティファニーが持つジュエリー業界での地位は高く、『ワイド・モート』を保有してると言えるでしょう。

LVMH側も、数百ドル程度のシルバー製品から、何百万ドルもする高級ジュエリーまで取りそろえているティファニーのそうした幅広い価格帯に満足していると言う。さらに、大きなメリットはティファニーは既に売上高の大半を直営店で稼いでいるため、ホールセールの閉鎖をする必要がない上に、新たな設備投資をする必要もありません。これはLVMHとしてもありがたい話なのではないでしょうか。

対して、ティファニー側にも当然大きなメリットがあり、LVMHの傘下に加わることで、ブランド力にさらなる拍車がかかりますし、もともと弱かった欧州でのブランド力向上のきっかけとなるでしょう。

割高にも思えるLVMHの買収案ですが、お互いに大きなメリットがあるため、合意に至ったのでしょう。

高級ブランドと言えば、先日投資の神様、ウォーレン・バフェット氏が米国ではセレブの証とされている高級家具店、 リストレーション・ハードウェア・ホールディングス(RH) の株を新規取得したことが話題となりました。

バフェット氏、家具販売のRH株を新たに取得 アップル株は微減
【NQNニューヨーク=戸部実華】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが2019年7~9月期に高級家具販売のRH株を新たに取得したことが14日、わかった。アップル

RH社も、自身の存在自体を『セレブ御用達』というブランド化することに成功した数少ない企業の一つです。このようなブランド製品と言うのは人間の見栄を張りたいという虚栄心と、承認欲求を満たすことができる素晴らしい商品なのです。

彼らはルイ・ヴィトンと名前がついていれば、ただの紙袋ですらフリマアプリで数千円出して購入するのです。これこそが『ブランド』の力であり、LVMHの利益率が製造業とは思えぬほどの高収益率を叩き出している理由です。

こうしたブランドを持つ企業は生活必需品とは言い難いため、景気循環株であると考えられ、不況の際には売上高も落ち込むでしょうが、それでもその存在自体が消えてなくなることは中々ないのではないでしょうか。

百年以上前から女性の心をわしづかみにしてきたこれらのブランド企業はLVMHに統合されることでさらなる強みを発揮し、これから訪れるであろう不況期も大船に乗って突き進んでいくことができるでしょう。LVMHはティファニーとの『婚約』により、さらに魅力的な企業へと成長していくだろうと見受けられます。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました