うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・

聞いてないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・

昨日、米国市場が開く前に米マクドナルドが第三四半期の決算発表をしました。結果はイマイチでした。売上高は54.3億ドルとアナリスト予想の60.3億ドルを下回りました。EPSは2.11ドルでこちらもアナリスト予想の2.21ドルを下回る結果となりました。
さらに米国の既存店売上が4.8%の増加とこちらも予想の5.2%増を下回り、第二四半期決算時は5.7%の増加となっていたため、やや失速気味となりました。やっぱり以前記事にしたブレックファースト戦争が激化しているのも要因なのでしょうか。景気不安定感もあるでしょうしね〜

唯一のプラス材料としては、決算と同時に、第三四半期から四半期配当が1株あたり1.25ドルに8%増加すると発表されたことです。これでMCDの連続増配記録は43年となりました。
前回の四半期の増配が1.01ドルから1.16ドルとおよそ15%もの増配をしたので、8%の増配と聞くと勢いがなくなってきたのかな?と心配になるところですが、逆に前回の増配がかなり大きかったくらいで、2013年から2017年の間は一ケタ%の増配だったことを考えると悲観するほどのことではないかなと思います。なので、今回も当然買い増しを行いました!

って言ってもたった2株だけですけどね。少数ずつどんどん値段を切り下げて指値注文をしていたのですが、希望の株価までは落ちなかったですね。残念です。今月はこれで20万円程度投資したので、ここで打ち切りかな〜?とは言え、現金には大いに余裕があるので、MCDがさらに下落する場面があればもう少し追加投資する可能性はあり得ます。
そういえば、今回の追加投資でついにMCD株の保有株数がちょうど150株となりました!年間予定配当金は750ドルか。思ったよりは少ないですね。
ただ、私は2012年頃から横ばいになっていた同社株を買い集めていたこともあり、いまだに平均取得単価は100ドル未満。1株あたり年間5ドルの配当金をいただけるのであれば、投資元本に対しての配当利回りは5%超と十分な高配当銘柄です。文句は言いません。
株価などというのは、やはりその時の値付けに過ぎず、米国では成長していてもアナリスト予想を下回れば、優良企業株でもかなり残酷な叩き売りに合うのが現実です。
成長の鈍化というのも確かに恐ろしいシグナルではありますが、だからと言って世界中からマクドナルドが消える日を私は想像することができません。少なくとも私が生きている間は変わらぬ味を届けてくれるのではないかと信じています。
さらに米マクドナルドは、最新のIT技術を取り入れて顧客満足度を高めることに注力しています。世界一有名な外食チェーンの同社が驕ることなく、顧客のために全力で投資を進めてさらなる成長の種を蒔いているのです。マクドナルドの未来は明るいものであるように私は感じています。
だとすれば、43年間も連続で増配してくれている同社の株を売り払う理由などなく、売って後悔するなどというクソダサい取引が二度と起こらないように、これからもバイ&ホールドを徹底する所存です。

これからも増配と積極的な自社株買い、そしてIT技術への積極的な投資によって、マクドナルドは一段と成長を続けるだろうと見ております。
ただし、前述の通り、2012年から2015年頃までは株価はそれほど上下せず、同社の株価は80ドル台から100ドル台のレンジに収まっていました。ですが2015年頃から一気に株価は上昇し始め、今や200ドルとわずか4年で株価が倍になった計算になります。過去4年間の平均リターンは配当を加味しなくても平均リターンが18%と異常な数値を叩き出していることがわかります。同期間中の米国のインフレ達成率が2%程度だったことから、インフレ調整後のリターンも16%となります。
2015年以前のマクドナルドの度重なる不祥事や、シェイク・シャック(SHAK)の登場により『マクドナルドはオワコン』と言われていたことを鑑みても、成績が良すぎます。
言い換えれば、何かの拍子に大きな株価の調整が入ってもなんら不思議ではないということです。もちろん、一時的なものだと思いますので、買い進めることをオススメしますが、買値は常に大切であることも頭に入れておく必要があります。せっかく、少額投資がしやすい環境が整ってきたのですから、余剰資金を一気に突っ込むのではなく、私のように余剰資金を少しずつ小分けにして投資をしていくことをオススメいたします。