【驚愕】知ってるようで知らなかった、『ノーベル賞』の資金源とは?

投資の考え方
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今月7日から14日まで、ノーベル賞の発表が今年も行われました。今年は、日本人ではノーベル化学賞に、旭化成名誉フォローの吉野彰氏が選ばれました。この発表から一夜明け、旭化成(3407)の株価は一時大幅に上昇しました。

ですが、この研究自体が何十年も前のものであるというごく当たり前のことに気づいたのか、一気に大きく下落しました。それでも昨日(10/15)時点では、急騰時よりも株価は上がっていますけどね。

さて、それはともかく、今年度は受賞者に対して900万スウェーデンクローナ(日本円にしておよそ9,918万円)の賞金が贈られます。この賞金は毎年受賞者に贈呈されており、6分野あるわけですので、毎年およそ6億円ほどの資金が必要になる訳です。いくら、ダイナマイトの発明で巨万の富を得たアルフレッド・ノーベルの資金があったとしても、毎年6億円もの贈呈をしていては、資金は枯渇するはずです。では、この資金はどこから出ているのでしょうか?何を隠そう、この資金源は、ノーベル財団の資産運用益から拠出されていると言うのです。つまり、毎年ノーベル賞を発表することができるのも、財団が資産運用を続けているおかげなんですね。

実は、ノーベル財団は、その独立性を保つために公的機関からの寄付は受け付けず、民間からの寄付も厳格に限定していると言う。

財団のアニュアルレポートによれば、ノーベル財団が保有する資産は43億3800万クローナ(約478億円)で、ポートフォリオをみてみると、株式投資が44%、債券投資が15%、ヘッジファンドや不動産などのオルタナティブ投資が33%などとなっており、かなりバランスの良いポートフォリオと言えるだろう。

彼らの目的は、シンブルに言い表せば、ノーベル賞受賞者への賞金と財団の運営にかかる費用を稼ぐことです。現在の時価総額で208億円ほどの株式から、仮に年利回り3%の配当金を受け取ることができれば、それだけで6億円を超える(税金は考慮していない)ため、受賞者への賞金は賄える計算になります。それに加えて、債券や不動産など固定的な収入を得ることができる資産運用も実施しており、さすがノーベル財団、堅実でありながらも、ちゃんと総資産の4割を株式で賄うと言う攻めの姿勢も忘れない投資手法はきちんと目的意識を持って投資に当たっていると言う証拠です。

運用益の最大化を目指すのであれば、株式に100%近く投資するのがベストですけどね。資産運用の結果で賞金額も上下するらしいので、もし株式にフルインベストメントしていた場合、リセッション期のノーベル賞授賞式で贈呈される賞金はガクンと減ってしまうでしょう。そのリスクを抑えるために必要なのが債券投資とヘッジファンドなのです。彼らの目的は資産の最大化ではないため、このポートフォリオがベストと言えるのでしょう。

我々個人投資家も、ご自身の年齢や属性、収入、家庭環境、居住地など、様々な環境の違いがあるかと思います。ですので、本来であればこの投資方法が一番である!と言う最適解を押し付けるのは違うのかもしれません。ご自身が何のために投資をしているのかと言うところでオススメできる金融商品は変わってくるのではないだろうか。

例えば、すでに1億円程度の現金を保有しており、一人でのんびり暮らしたいと言う方であれば、株価の下落は気にせず、相変わらず利回りが8%弱もあるアルトリア(MO)のような割安で放置されている個別株に全ツッパで投資しても良いだろうと言う判断もできます。1億円分のアルトリア株を保有していればそれだけで年間800万円弱の配当収入を得ることが可能です。

もちろん、もう少し保守的に行くために債券と言う手もあるでしょうが、結局、債券への投資より株式への投資の方がリターンは大きくなることが証明されていますからね。本当に老後のための安心運用目的くらいでないと債券への投資は魅力的には映らないのではないでしょうか。

まあとにかく、ノーベル財団の資産運用の目的は『ノーベル賞授与式』の継続であることから、我々のようにほぼ株式100%の超攻撃的なポートフォリオではなく、バランスよくポートフォリオを築き上げ、その運用益で毎年の賞金は支払われていると言うことです。

これからもノーベル財団は独立性を保つために、国営機関からの寄付を受け入れず、継続していって欲しいものだと改めて感じました。

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