マジかよまた週末が台風かよ、、、
— 和尚 (@osho7410) October 8, 2019
ってかこの週末は2Q決算対応で休日出勤予定だよ、、、
三連休台風直撃だって?
— りえ (@norisan0321) October 7, 2019
ねぇ、休日出勤なんだけど、、、
今週末はせっかくの3連休だというのに、日本列島には台風が直撃するようで、私も出かける予定がありますが、正直乗り気じゃありません。来週にしたいなぁ…最近は週末に台風が直撃することが多い気がします。しかも関東に直撃するのは日曜日。正直狙ってんのか?と思うレベルですね。
さて、そんな3連休への影響を残念がっている方もさぞ多いだろうなと思っていたのですが、twitterを見る限り、「台風でも休日出勤しなきゃ!」という発言をしている方が多く、なんかもうツッコミどころが多くて唖然としました。
唐突ですが、昔私が通っていた中学校は公立とは言え地元でも結構有名なヤンチャな学校でした。なので、先生方も警察対応にはずいぶん慣れた様子でしたが、さすがに夏休み明けにクラスの生徒の4分の1が飲酒運転で補導された時は、担任がHRで「もうね。言いたいことが多すぎてね。何から指摘すればいいかわかりません。とにかく皆さんはこのようなことが無いようお願いします。」と言っていました。私は今、まさにそんな状態です。
当たり前のことですが、平日であれ台風が直撃している時は出社することを控えるべきで、私も台風15号の時は決算があったためしぶしぶ出社しましたが、繁忙期でなければ絶対に行かないです。そもそも、台風の時に絶対に出社しなければいけない人ってどれくらい居るのでしょうか?仮にシフト制のお店の店員さんであっても、わざわざ台風の時に店を開ける必要ないと思います。買い物にいくのも危険であることは変わりないですからね。
以前記事にした千葉県・津田沼駅の件から見ても、日本人は出社すること自体が目的となっており、日本の生産性の悪さはそういう慣習から来ているのではないかと思っています。

また、休日出勤も本来はすべきではなく、それが常態化している企業は間違いなくブラックです。私もベンチャー企業時代は、最高49連勤というのがありましたが、あんなもん20代前半の体力があったから乗り越えられたようなもの。アラサーになった今、ホワイトな労働環境に漬かった現状では考えられません。
つまり、自然災害が近づいているのに休日出勤を強要してくるような会社は二重の意味でアウト。完全なブラック企業と言えるでしょう。そんな会社に勤め続けることはご本人のためにならないだけでなく、むしろブラック企業をのさばらせる共犯者とも捉えられるのです。

日本としても、ブラック企業の温床となっている中小企業を優遇している場合ではなく、むしろ多すぎる中小企業を淘汰していくべきだと考えています。

日本の生産性の低さは、1970年以降49年連続でG7加盟国で最下位という大変不名誉な記録を持っています。一方で、1964年に制定された『中小企業基本法』の影響で従業員が少数の中小企業が爆発的に増えたのが60年代の後半であるとするならば、中小企業の増加と生産性の低下に相関性があることは明らかなのではないでしょうか。
そして、何度か指摘をしているように生産性の低い日本企業にわざわざ投資するのはナンセンスであり、やはりG7加盟国でトップの生産性を誇る米国に資金を投じたほうがリターンが大きくなるだろうと言うのは明らかです。
台風の来る週末にまで休日出勤を強要するような中小企業が淘汰されない限り、日本の凋落はこれからも続き、生産性最下位の不名誉な記録は半世紀を優に超えるだろうと私は思いました。