【偉人伝】不屈の凡才・馬雲(ジャック・マー)氏から学ぶ、凡人の成功方法

投資の考え方
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今月10日、阿里巴巴集団(アリババ)(BABA)の創業者であり、会長のジャック・マー氏が55歳の誕生日を機に、会長を退任することを発表しました。同氏は1999年にアリババを創業し、20年に渡り同社の成長を牽引し続けてきましたが、彼がここに至るまでには様々な困難を乗り越えてきました。今回はそんな彼の生い立ちから、我々凡人が成功するために必要な要素を学びたいと思います。

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貧乏で成績の悪かった幼少期

ジャック・マーこと馬雲は、1964年に中国浙江省杭州市に生を受けます。彼の両親は伝統芸能のパフォーマーとして生計を立てており、決して裕福な家庭ではありませんでした。また、成績もあまり芳しくなく、わんぱくでよく喧嘩をしていたことから、『問題児』扱いを受けていました。そんな彼ですが、喧嘩の原因は常に自分ではなく友達のためであり、正義感は人一倍強かったのです。

高校受験にすら2度の失敗。それでも諦めない精神力

彼は本当に成績が振るわず、特に数学はとても苦手としており、高校の入学試験にすら2回失敗するほどでした。大学の試験でも数学がネックで2回落ち、3回目の試験でようやく地元の大学の外国語学科に合格しました。ちなみに彼は幼少期から英語力に長けているのですが、その語学力を身につけた方法が凄まじく、彼は小さい頃から英語を学ぼうと、朝早くから自転車で近くのホテルに行って外国人と話すという生活を9年間も続けたのだ。また、この頃外国人の文通相手から『Jack』と呼ばれるようになったのが、ジャック・マーと名乗る由来です。

このエピソードから、彼の粘り強さと凄まじい精神力がうかがえる。目の前の苦境など大した問題ではないと跳ね返しながら成功するまで諦めないさまは、まさに不屈という言葉が似合います。

就職活動にも度重なる失敗

そんな彼は、就職活動にも何度も失敗しており、大学在学中の1987年にケンタッキーフライドチキンが初めて中国に進出した際、スタッフに応募した24名のうち、23名が登用され、彼だけが落とされるということがありました。また、大学卒業後も30回以上就職活動に失敗し、ここまでの彼は社会的に全く『期待されていない人材』だったのです。

副業でのスタートアップと転機となるインターネットとの出会い

その後、彼はなんとか杭州電子工業大学(現・杭州電子科技大学)にて英語、国際貿易を教える講師としての職業を得ることができたものの、講師として働く傍ら、幾度となく起業をします。1991年に設立した翻訳会社である『海博翻訳会社』は、初めのうちは大赤字でしたが、彼の粘り強さと諦めない精神力・そして類稀なる行動力で2年後には彼の地元では最大の翻訳会社になるまで成長させました。

そんな折、彼は米国で出会ったインターネットに活路を見出し、1995年に講師を辞め、中国初のビジネス情報発信サイト「中国イエローページ」を開設する。当時は中国に関する情報などほとんどネット上にはない時代でしたが、彼はインターネットとSNSの将来性に活路を見出し、妻と友人と3人でビジネスを始めることにしました。

彼のこの読みは大当たりし、中国の対外貿易に関わる公式サイトを構築するほどまでに知名度は上がりました。

1999年、アリババ創設。孫正義氏との出会い。

そんな順風満帆だった『中国イエローページ』から一旦身を引き、1999年にアリババを設立することとなりました。彼は、当時国内のほとんどを占めていた中小企業が販売経路を持たずに苦戦しており、大企業に虐げられていることを憂い、もともと裕福でなく、また人一倍正義感が強かったジャック・マーは、中小企業のための経路を作り上げたいという思いからアリババを設立したのです。

そして、1999年の年末には孫正義氏と会談。わずか6分で孫氏はアリババへの出資を決めました。その時、孫氏は3,500万ドルの出資を申し出たのですが、ジャック・マー氏は

2,000万ドルで十分です。今まで多くとも200万ドルでしたので、それ以上の出資を受けても会社は価値を発揮できず、必ず不利になってしまうでしょう。

と返したと言われています。莫大な資金を目の前にしても、自らの事業を客観的に見つめ、節約すべきところは節約するという彼の堅実さがうかがえるエピソードです。そしてその後、彼の堅実な経営によりアリババは世界のトップ企業へと成長していったのです。

ジャック・マー氏の名言から学ぶ、『成功の秘訣』

文句を言わずに行動せよ

文句を言うのは他人に任せておけばいい。チャンスというのは他人の不平不満の中から生み出されるものだ。どうすれば他人との違いを生み出せるか。それを常に考えることだ。そしてそれを行動に移すこと。私はいつも素晴らしいアイデアを持つ若者に出会うが、彼らはいつも行動に移さない。皆より先に起き上がり動き出すのだ。そこに成功は待っている。

他人がどう言おうと自分を信じる

友達や家族、周りの人間が何と言おうと関係ない。君自身が自分を信じるのだ。自分を信じ全力を出し切れば何か見えてくる。たくさん失敗しても何度でも立ち上がれ。そこから得られるものはどんなことでも宝なのだから。

貧乏マインドの人とは付き合うな!

「何かを無料プレゼント」と聞くと「これは罠だ」と決めつける
「少額投資で大丈夫」と聞くと「それじゃあ、大して儲からない」と文句をいう
「多額の投資が必要」といえば、今度は「そんなお金はない」と言い返す
「新しいことに挑戦しよう」と提案すれば「経験がないから無理」と最初から諦める
「伝統的なビジネスだよ」といえば「じゃあ成功しないね!」と端から却下
「新しいビジネスモデル」だといえば今度は「MLM(マルチレベルマーケティング・マルチ商法のこと)か」と決めつける
「お店を経営してみたら?」と提案すると「自由がなくなる」と主張
「起業してみたら?」というアドバイスには「プロじゃないから無理」と拒否

言い訳ばかり熱弁していて「じゃあ、あなたは何ができるの?」と聞くと何も答えられない、そんな『貧乏マインド』の人とは関わるべきではない

凡人が成功するには

ジャック・マー氏の生い立ちを振り返れば、決して成績優秀でも恵まれた環境で育った訳でもないことがわかります。それでも彼が成功できたのは、他人と違うことをずっと続けてきたこと言い訳せずに自分を信じて突き進んできたこと。そして何より、人一倍挫折したのに諦めずに継続し続けたこと。これらの要素が凡人が成功するために必要なことなのだと改めてわかります。どんなことでも諦めたらそこで終わりです。

我々、長期投資家は、投資をしている時でも、周りからは悲観的な言葉を投げかけられたり、自分の投資方針は合っているのか不安になる時はあります。ですが、そこで逃げ出さず、市場に留まり続け、諦めずに続けること。そうすることで、どんな凡才でも成功することができるのです。ジャック・マー氏はそれを体現してくれている凡人界のスターと言えるでしょう。

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