米国株の平均リターンが6〜7%であることを忘れてはならない

投資の考え方
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米国株市場は予想に反して、今週は堅調な動きを見せました。米中貿易戦争の協議が再開されることや香港のデモに関して新たな展開が見られたことなどから週後半にかけて株価は急騰。結局、今の不安定な情勢の原因は全て中国にあるんじゃなかろうかと思えるほど株式市場は良い反応を示しました。

さて、株価が急騰したことで年初来のNYダウ上昇率も14.7%まで回復してきました。なんだかんだ言って、昨年末の株価の急落もあり今年1年間だけで見ると、今のところかなりパフォーマンスは良好と言えるでしょう。ですが、こんな好調期だからこそ、我々は『米国株市場の過去200年間の平均リターンは7%だった』ことを肝に銘じておかなければなりません。

事実、上半期だけのリターンで言えば、今年度の上半期(2019年1月〜6月)のS&P500指数は終値ベースで2,506.85ドル⇨2,941.76ドルと、17.35%の上昇となり、上半期の記録としては1997年の19.49%の上昇以来の好調な上昇率を見せました。

つまり、今の時期が平均からかけ離れた、相当に好調な時期ということです。少し過去を振り返ってみれば、NYダウが今から半値の13,000ドルを初めて突破したのは、2007年の頃今から12年前です。

その後すぐにリーマンショックが発生したので、株価が2倍になるのに12年かかりました。2007年〜2019年のNYダウの平均リターンは6%程度だったということになります。この1年間のリターンは平均からかけ離れたハイパフォーマンスでしたが、過去12年間の平均リターンは、実に平均的でした。リーマンショックという100年に1度とも言われる金融危機に見舞われながらも平均的なリターンを叩き出したということは賞賛に値します。

そして、当然ながら対象期間を長くすればするほど平均リターンである6~7%に収斂していくことになるということから、平均を超えたパフォーマンスが数年に渡って続いたということは、今後数年間は平均以下のパフォーマンスとなる期間が続く恐れがあるということです。

たまに投資の話をしていて、『毎年7%もリターンが見込める訳ないやろ!そんなもん詐欺やないか!』というような批判を受けることがあります。ですが、私は平均して7%程度のリターンという話をしているのであって、毎年安定して7%ものリターンを生み出すことなんて不可能です。そんな商品があれば私も投資したいくらいです。

ともあれ、リーマンショックの直前から現在までの期間で見れば、ようやく平均的なリターンまで株価が戻ってきたということがわかります。今後もしばらく好調期が続くようであれば、同期間の平均リターンは7%を超えてくることになるでしょう。それはすなわち、株価の上昇フェーズが終わって、いつ下降フェーズに変わるかわからないということになります。

もちろんこのデータ自体もある一定の期間で切り取ったデータですから、何の確証もありません。例えば、NYダウが今のおよそ3分の1の9,000ドルを初めて突破したのは1998年で、その頃から現在までの21年間での平均リターンはおよそ5.4%とまだまだ平均以下だということになります。これは、株式にとって不遇の時代だった2000年代がまるまる含まれているため、平均リターンを押し下げる結果になっているのです。

ですが、我々が心に留めておかなければならないのは、今年のように株式投資のパフォーマンスが高い年が何年も続くと思ったら大間違いだという事実です。好調な時ほど謙虚に、慎重に、かつ弱気になりすぎず、無理のない程度で株の定期購入を続けるのが大切だと私は考えています。

他人が貪欲になっている時は恐る恐る、他人が恐れている時は貪欲に

by ウォーレン・バフェット

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