米国雇用統計、予想を2万人下回る結果。堅調さは見えるもののリセッションへの警戒は必要か

投資の考え方
スポンサーリンク

米労働省が6日発表した8月の雇用統計では、雇用が安定したペースで拡大していることが示された。世界経済の減速傾向が強まり、国内製造業部門が低迷しているにもかかわらず、景気は堅調に推移している模様だ。 

8月の非農業部門就業者数は前月比13万人増加した。予想は15万人増加だったため、予想をやや下回る結果となった。しかし、 失業率は3カ月連続で横ばいの3.7%となり、ほぼ50年ぶりの低水準にとどまった。 また、平均時給は前年同月比3.2%増加し、伸び率は直近のピークだった2月の3.4%を下回っている。

米就業者数は13万人増、予想やや下回る 8月雇用統計
米労働省が6日発表した8月の雇用統計では、雇用が安定したペースで拡大していることが示された。

8月の雇用統計を見ると、予想は下回っているものの、いまだにそれほど悲観するような数値では無いように見受けられます。平均時給もピークほどでは無いにせよ前年比3%以上の増加は素晴らしいと思います。ですが、今月3日に米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業景況感指数は49.1と、7月の51.2から低下し、製造業活動が縮小している可能性が高いことを示した。

強まる景気後退の兆し、無視するのは自己責任
リセッションの兆しが強まり続けている。そのうち説明を加える意味もなくなりそうだ。

ISM指数は過去3回の景気後退局面で確かに50を割り込んだが、1998年、2003年、2016年初めにもやはり50を下回った。いずれも世界経済が本格的な下押し圧力にさらされた時期だが、米国のリセッション入りには至らなかったことから、過去6回のうちリセッションの確率はちょうど半々という事がわかる。

リセッション入りの兆候としては、確率が半々というのは少々心許ないのでは無いか。リセッション入りするか否かは、もともとYesかNoの2択なのだから、確率的には半々です。しかしこれだけでなく、逆イールドの発生というより実績のあるリセッション入りの直前を示す指標も発生したことから、総合的に見ればおそらく近いうちにリセッション入りする可能性は高いのでは無いかと見られます。

非常にハッキリしない、遠回しな言い方になってしまいますが、そもそも私にはあいにく未来を見通す力が無いことからいつからリセッションがくるよ!ということをお教えする術をもたないのです。そして、あなた自身もいつからリセッション入りするかなんて分かりっこないはずです。私もあなたも同じ人間ですからね。ですが、こうした過去のデータをもとにリセッション入りの可能性を探ることは可能です。相場というのは、多くの投資家の心の動きで成り立っているものです。参加者が悲観的になれば株価は下がるし、逆なら上がるのが世の常です。そして、相場が『人の心の変化で成り立っているもの』である限り、こうした不吉なデータからリセッション入りを本気で心配し、持ち株を売却するという投資家がいてもおかしくありません。

そう言った人の心情の動きが積み重なった結果、株価は大きく下落する場面もあり得るでしょう。そしてその下落が人々に恐怖を植え付けてさらに株価は下がり続ける。と言った事態になりかねません。リセッションもそれに伴う株価の暴落も所詮は人間の心変わりの問題なのです。

そんな心情に振り回されて底値で株を手放ししてしまった場合、これからの回復期の早さについて行けず、非常に大きな機会損失を被ることになるかもしれません。

我々が長期投資を心がけている限り、決してこのようなリセッション入りの雰囲気が漂う場面で持ち株を手放すべきではありません。むしろこのような時こそ株式の絶好の買い場と言えるのです。主婦の皆様はいつも一円でも安い環境で買い物したいと思っている反面、株価が下落してボーナス価格になっても誰も手を出さないなどということになりかねない。長期投資家はそんな株価がボーナス価格になって放置されている時にこそ優良企業の株を買い支えてあげる一員になるべきなのです。

何はともあれ、私自身はリセッション入りを心待ちにしている変態ですので、むしろここらでリセッションを経験しておきたいとさえ思っています。私は、本当に株価が軟調な時にどんどん追加投資ができるのかという点はまだ不明です。だからこそ、自分自身の将来の行動を楽しみにしながら、今日もリセッション入りを今か今かと待ち呆けています。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました