日経平均インデックスは、最も投資冥利のない商品

投資の考え方
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今月4日、日経平均銘柄の定期入れ替えが正式に発表されました。今回は医療従事者を対象としたポータルサイト『m3.com』を運営するエムスリー(2413)が新たに日経平均に採用東京ドーム(9681)が除外されるという結果になりました。

個人的には、候補銘柄の中では、『価格.com』と『食べログ』という二つの巨大サイトを運営するカカクコム(2371)なんて、日本企業にしては収益性が安定していて良いかなと思っていたんですけどね。ZOZO(3092)も話題性としてはアリかな?任天堂(7974)は日経平均に入ってなかったということに驚きました。

さて、そんな日本を代表する225銘柄からなる日経平均株価ですが、もちろん日本を代表する株価指数の一つです。株価指数の一つなのですから、当然日経平均に連動するインデックスファンドというものも存在しています。ですが、ハッキリと言って、日経平均インデックスは全く投資冥利のない商品と言えるでしょう。もちろん長期投資すれば多少の利益を得ることはできるでしょうが、もっと良い商品が今の時代たくさんあります。

まずはじめに、日経平均とNYダウの1985年〜2015年の推移をご覧いただきたい。

この期間、1989年の年末に日本株は史上最高値である3万8,915円をつけて以来、30年間、一切更新していない。それどころか、日経平均株価はいまだに2万円台前後をうろうろしている状態だ。

対して、NYダウは基本的にこの期間では右肩上がりで成長しており、リーマンショックがおきた2007年〜2009年は大きく下落しているものの、当事国でありながら日経平均より早く立ち直り、最高値を更新し続けてきました。これだけ見ても日経平均ではなくNYダウに投資すべきだということがよくわかります

また、たまに日経平均とNYダウをこの期間だけで比較するのは不平等だ!日経平均はバブルの頃は異常なバリュエーションだったんだから、考慮すべきだ!という意見を賜りますが、私はこの意見に反対です。つまり、この比較が不平等だとは思いません。

なぜなら、大抵の人が長期投資とはいえ、長くても30年から40年程度しか投資期間を設けることができないからです。私のような20歳から投資を始めるようなド変態は、日本ではかなりの少数派で、早めに投資の大切さに気づいても実際に投資を始めるのは30代や40代、となれば積極的に投資を実践できるのはどれだけ長く見積もっても30年くらいです。となれば、30年間で区切ることは重要な意味を持つのではないでしょうか?かと言って、日本の戦後から30年間(1945年〜1975年)の期間で区切って同じ期間のNYダウと比較しても古すぎて意味のないデータになってしまいます。やはり直近の30年間こそが重要なデータとなりえます

また、バブル期の日本が異常なバリュエーションだったのと同じように、米国株でも2000年代にITバブルが発生・崩壊しており、バリュエーションは異常でしたが、その頃の最高値なんてとっくに追い越しています。つまり条件は大して変わらないため、このデータの比較は重要な意味を持つと感じています。そもそも、NYダウは過去どの期間で区切っても30年間で損失をもたらした事がないのです。その時点で、日経平均が30年経っても回復の兆しが見えない投資冥利のないインデックスだという事がお分かりいただけますでしょうか。

更に、米国株インデックスは、先日SBI証券が発表したS&P500に連動する『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』を発表しましたが信託報酬が0.09264%程度と0.1%すら割ってきた画期的な商品があります。

【朗報】SBI証券からS&P500に連動する投資信託が新発売!次は信託報酬の価格戦争勃発か?
昨日SBI証券より、SBIグループとバンガードとの共同ブランドファンド「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の創設に参画し、2019年9月12日(木)より、募集を開始することが発表された。この商品は、S...

一方で、日経平均株価に連動するインデックスファンドは最も安いもので『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の信託報酬は0.14%。なんと、米国株のインデックスファンドの方が信託報酬が安いという結果に。もちろんそれに伴って信託報酬の見直しがあるかと思いますが、もはや手数料ですら勝つ事ができない日経平均株価には投資すべきでないと言っても過言ではないでしょう。

そして一番極め付けなのが、「株主優待」の制度です。私は何度か株主優待に反対する記事を書きましたが、基本的に株主優待なんていち早く撤廃した方がいいと思っています。それでもまあ、株主優待を喜んでいる個別株への投資家もいらっしゃるでしょうからそれは人それぞれだと思います。ですが、日経平均インデックスへの投資家には、株主優待を受け取る権利すら与えてもらえません。日経平均インデックスへ投資している方は日経平均に含まれる225社の株主優待の準備にかかる費用の負担をさせられているにも関わらず、株主優待を受ける事ができないのです。

これぞ不平等ですよね。同じく投資しているのに個別株投資家は株主優待でタダ飯を食べに行ったりしているというのに、インデックス投資家には何もありません。どこまで日経平均インデックスは虐げられなくてはならないのでしょうか。

こう言った理由から、インデックス投資をするのであれば、S&P500やNYダウに連動する投資信託やETFにコツコツ積立投資をした方が、はるかに有意義です。はじめのうちは小さな差ですが、30年後、40年後には取り返しのつかないくらいの大きな差になっているだろうと私は考えています。

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