株屋殺すにゃ刃物はいらぬ、寄り引け同値にザラ場なし

投資の考え方
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投資の世界には、昔から言われ続けている独特な『格言』のようなものが多いです。
『人の往く 裏に路あり 花の道』とかね。心に留めておくべきものも多いです。

そんな中でも、これはどうかな?と思う格言がありまして。それがタイトルの通り

『株屋殺すにゃ刃物はいらぬ、寄り引け同値にザラ場なし』

と言う格言です。意味としては、相場が膠着して閑散相場が続けば株屋は成り立たないと言うものです。

たしかに、株屋=証券会社と捉えるなら、この格言は正しいでしょう。対面型の証券会社などは閑散相場の間は薄商いとなってしまって手数料を騙し取ることができなくなりますからね。まぁ、最近は株式が好調な時期だったにも関わらず、顧客自体が年寄りしかいなくなったので証券会社は減収減益続きですが。

ですが、個人投資家にとってはこの格言は成り立たない。世界一の投資家、ウォーレン・バフェット氏の格言に以下のようなものがある。

たとえ市場が10年閉鎖されても構わないと思える企業だけを買え

バフェット氏にとっては、日々の相場の変動などと言うのは意味のないものであり、たとえ『寄り引け同値にザラ場なし』だとしても気にも留めないだろう。なぜなら彼は頻繁に売買を繰り返すファンドマネージャーではなく、優良企業の株を割安な時に買い集め、実際に何十年もホールドし続ける長期投資家なのですから。

とは言え、たしかに余りに薄商いで割安だと思ってもその値段で株を売ってくれる投資家が居ないと困りますね。日本企業の超不人気株やボロ株とかだと提示されている価格で買えないと言うこともしばしばあるようです。ただし、そういった株には長期投資する価値は一切なく、ただのギャンブルなので、超優良企業への長期投資を前提としている我々には関係のない話ですが。

何度も言いますが、投資の基本は『長期投資』です。株式投資は短期的にはゼロサムゲーム、長期的にはプラスサムゲームです。どの程度投資を続ければ『長期投資』に当たるのかと言うのは人それぞれ考え方があると思います。10年でも長期と言う方もいらっしゃるでしょうし、30年は持ち続けないと。と言う意見もあるでしょう。

投資家が株式を持ち続ける目安となる期間は、『自分が思った通りの成長をし続けている限りは永遠』だと私は思っています。毎年順調に思っていた以上に成長を続ける限りはホールドし続けるのが正解だと思いますし、思ったより成長しない。業績が悪化してきた。となればすぐに手放すのも正解だと思います。ウォーレン・バフェット氏が2011年にIBMに投資を始めてわずか6年後の2017年に撤退を始めた際に失敗を認めたと言う話が話題になりましたが、彼にとっては目論見が外れたのでしょう。そのため撤退をしたのです。

IBMへの投資が間違いだと言っている訳ではありません。バフェット氏が想定していたような成長をIBMが遂げることができなかったため、バフェット氏は同社から手を引いたと言うだけです。人それぞれ、目論見は異なるだろうことから、バフェット氏が撤退したIBM株を割安と見て購入するのも間違いではありません。当然ですが、投資家の数だけ投資戦略があるのです。

私たち個人投資家はファンドマネージャーとは違い、資産運用の詳細を報告する義務もないですし、文句を言われる筋合いもありません。批判や中傷などは気にせず長期運用をしている限り、たとえリセッションが訪れて、『寄り引け同値にザラ場無し』の相場が訪れようと、あなたは生き残ることができるはずです

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