クラフトハインツ(KHC)、株価暴落で配当利回りは6%前後へ。高配当利回り株のリスク

投資の考え方
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一時期、『バフェット銘柄』としても人気のあった米食品大手のクラフトハインツ(KHC)株が保有する食品ブランドの評価損などで2019年1~6月期決算に12億2000万ドル(約1300億円)の減損損失を計上したと発表したことを受けて、急落した。株価は一時14%下げ、2015年の会社統合以来の安値となった。

また、株価の急落を受けて、同社の配当利回りが6%を超える場面もあった。同社株がここまで暴落している背景には、前期の不正会計問題が発覚したことにあり、さらには18年10~12月期に主力の「クラフト」や「オスカー・マイヤー」などのブランドで総額154億ドル(約1兆6000億円)の減損損失を計上することとなり、クラフトハインツのブランド力はもはや収益性がないと宣告されているようなものです。

前述の通り、株価が下がれば、当然配当利回りが高くなります。しかし、配当利回りが6%前後だからといって今のクラフトハインツに投資をするのは、あまり良い選択肢とは言えないかもしれない
同社の業績は19年1~6月期の売上高は前年同期比5%減の123億ドル、純利益は同51%減の8億5400万ドルだった。収益性も大きく下がり、ブランド力も否定されている同社に投資をするのは非常にリスキーです。当然、減配リスクも大きく今の名目上の高配当に騙されて同社に投資をするべきだとは思えない

高配当利回りの銘柄というのは株価が低迷しているから利回りが高くなっていると言えます。つまり、それだけ市場からの評価が低く、リスクの高い投資先ということになる。クラフトハインツの他に、歴史ある名門ゼネラル・エレクトリック(GE)も収益性の低下から、株価はずるずると下落し、減配を発表する直前までは配当利回りが4%を超える場面もあった。ただし、同社の配当はその後、ほぼ無配にまで減配されたため、現在でも株価は10ドル未満にも関わらず、配当利回りは0.42%と低迷している。

米国株投資家に人気のタバコ株も現在のところ収益性は良好で期待以上の好決算を出してくれているものの、株価はあまり上がらず、配当利回りは高い。先進国を中心にタバコへの風当たりが以前にも増して強くなっており、リスクが高い投資先という意味では同じかもしれないということだ。

クラフトハインツやゼネラル・エレクトリックと決算が好調なタバコ株を混合するのは少し乱暴かもしれない。しかし、高配当利回りの銘柄というのは将来の収益性が疑問視され、もしかしたら減益・減配の恐れがあるかもしれないと考えられているということです。とは言え、別に高配当利回りの銘柄への投資を否定する訳ではありません。それも一つの手法ですし、ご自身のポートフォリオの中に高配当利回り銘柄を組み込むというのは悪いことではない。

ただし、配当利回りが高いということは、それだけリスクも高いのだという当たり前のことをあなたが受け入れているのか?ということを再度認識する必要があります。私も普段クラフトハインツのマスタードを利用していますが、同社のように不正会計に手を出した企業への投資はやはりためらわざるを得ないです。なぜ、配当利回りがそれほど高いのか。将来の減配のリスクはないのか。ということを改めて考える必要がありそうです。

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