FOMCによる利下げ、今回の単発で終わる可能性も

雑記
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7月30日、31日に、FOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。米ドルの政策金利の発表は、31日になります。

今回のFOMCでは米ドルの政策金利引き下げが実施されることが確実と予想されており、利下げが実施されない場合こそが、市場のサプライズであり、その場合は外国為替市場、米国株式市場が大きく混乱する要因になるでしょう。

米ドルの政策金利の下げ幅だが、0.50%説と0.25%説が流布しているが、0.25%の利下げと見るのが妥当です。というのも、一般的に政策金利は一気に動かしすぎず、小幅に動かして様子見するのが常套手段だからです。

そして、これも一般論ですが、政策金利の動きは、同じ方向に少なくとも3回は動く、といった傾向が多いため、今年中に3~4回の利下げが実施されるだろうという期待もされている。これは政策金利がFOMCのたびに0.25%ずつ上下するようでは信頼感が揺らぐためです。つまり、投資家は「上下させるくらいなら据え置きにして様子見すべきだ」と考えるということです。

とはいえ、私はFOMCは今回、単発で0.25%の利下げを行い、今年中は据え置きにするのではないか?というシナリオが妥当なのかなと感じています。

トランプ大統領は執拗に利下げ圧力をかけているものの、現在の米国の主要指標データでは利下げの根拠に乏しいことがわかります。4-6月度のGDP成長率は設備投資が減少したものの、個人消費の大幅な上昇はとても米国経済が後退しているとは言えない状況であることを表しています。

むしろ0.25%の利下げですら、トランプ大統領の圧力に屈したのではないかというイメージが植え付けられ、米金融政策当局の独立性が損なわれかねない。

さらに、現在の米国株式市場は利下げ期待によって若干過大評価をされているようにも見える。
S&P500全体のPERは17~18倍と依然、妥当な水準ではあるものの、一部の人気銘柄に資金が集中しており、いわゆる『ディフェンシブ』と呼ばれている生活必需品セクターなどの個別優良株のPERは異常に高まっている。歯磨き粉で有名なコルゲート・パーモリーブ(CL)のPERは28.44倍、好決算を発表したプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は同30.91倍、コカ・コーラ(KO)は同32.85倍と、いずれもITセクターの成長株であるアルファベット(GOOGL)の25.24倍を上回っている。

一方で利下げによって最もマイナス影響を受ける金融株は依然として不人気で、ゴールドマンサックス(GS)のPERは9.28%、ウェルズ・ファーゴは同10.01%と、S&P500指数のPERを下げるのに一役買っている。

現状で、利下げを継続してしまうと、さらに『ディフェンシブ』な銘柄に投資が集中し、1970年代前半の『ニフティ・フィフティ(素敵な50銘柄)』のようなプチバブルを形成し、リセッション時にバブルが弾けて長期的に低迷するきっかけとなる可能性があります。

継続的な利下げは不必要な刺激を与えるリスクとなりかねないため、FOMCが独立性を保つのであれば、利下げは今回の単発限り、むしろ今回も様子見という可能性もありうると言えるでしょう。

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