FRBの利下げは本当に必要か?

投資の考え方
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今月末、7月30、31日に開催されるFOMCでは、利下げをするか否かではなく、何パーセントの利下げを行うか?という点に焦点が置かれるほど利下げは確実とされてきました。

前回のFOMCが終わった段階の市場予想では、50bp(ベーシスポイント)の値下げが濃厚と言われてきましたが、それ以降に発表された経済指標を見てみると、本当に利下げが必要なのか?と疑問を抱くような内容だった。

今月16日に米商務省が発表した6月の小売売上高は前月比0.4%増加し、エコノミスト予想の0.1%増を大きく上回った。仮に燃料価格下落の影響でガソリンスタンドの売上高が2.8%減少していなければ、この数字はもっと強かっただろう。また経済調査会社マクロエコノミック・アドバイザーズによると、4-6月期の消費支出は年率4.3%増になったとみられる。その通りならば2014年以来の大きな伸びだ。

これに6月の雇用統計の堅調さ米中貿易摩擦における最近の緊張緩和最高値を更新した米株式相場を加味すると、果たして利下げは本当に必要なのか?と考えざるを得ない。先週の米国株市場では、利下げが行われる理由の減退からNYダウは軟調な動きを見せました。

FRBが現在利下げに動こうとしている理由付けとしては、未だ貿易問題で緊張が高まっており世界的な不透明性が経済の足かせとなる可能性はまだあるということ。また、物価上昇率がFRBの目標である2%を下回る状況が続き、低インフレが消費者心理に深く根付くリスクが高まっているということが主な理由となっている。

なるほど確かに、米中貿易戦争は一旦の落ち着きを見せているものの、解決には至っておらず、いつ再燃するかは米中のトップ次第といったところです。インフレ率の低さも懸念材料としては筋が通っており、日本を見ればわかるように低インフレどころかデフレが何十年も続くという異常事態に陥ったがために、国民感情としては少しでもインフレが起きると猛反発を食うようになってしまいました。低インフレが続く状態は経済的にはよろしくないというのも一理あります。

ですが、金融市場が今のところ順調に上昇しており、米国の雇用指標も決して悪くはない状態でFRBが利下げに踏み切るのは前代未聞です。もし今の段階で利下げを行えば、米国株市場はバブルの様相を見せ、確実に近づいているであろうリセッション時のダメージがより大きくなるのではないかと見られます

とは言え、我々は将来の株価を正しく見通すことはできないことから、何が起きようと定期的な株の買い増しを行い、粛々と持ち株数を増やすことに専念すべきでしょう。

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