【IBM】米国IBM、ソフトウェア大手のレッドハットの買収完了。クラウド事業の巻き返しなるか

投資実務
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ロイター通信によると、米IBMは9日、ソフトウェア大手の米レッドハットの買収を完了したと発表した。買収額は340億ドルで、同社の買収案件としては過去最大。レッドハット買収でクラウド事業の強化を狙う。 IBMによるレッドハット買収は2018年10月に発表されており、IBMは従来のハードウエア事業から、より成長率の高いクラウドやソフトウェア、サービス事業へと軸足を移している。IBMのクラウド事業が売上高全体に占める割合は2013年以降6倍増え、25%に達した。2019年第1・四半期までの1年間のクラウド事業売上高は190億ドルを突破したとのことです。

とはいえ、クラウド事業はライバルのIT各社も力を入れており、AzureやOffice365を有するマイクロソフト(MSFT)やAWSを有するアマゾン・ドット・コム(AMZN)などと比較するとIBMのクラウド事業は後塵を拝している状況です。 それを反映するかのようにここ5年間のIBMの株価は低迷しており、配当利回りは4.65%(7/10現在)と昨今のITセクターとしては圧倒的な利回りを誇ります。

PERも12倍弱となっており、ITセクターとしては割安と言える水準かもしれません。

IBMは創立が1911年と非常に歴史のある企業で、第二次世界大戦の際に世界で初の核兵器開発計画である『マンハッタン計画』ではIBM製のパンチカード機器が演算に広く使用されたとのことです。戦後も順調に成長を続け、1960年代から1980年代にかけては他のコンピュータ主要7社を圧倒して大きなシェアを有していたため、『IBMと7人の小人』と揶揄されるほどの巨大企業でした。 そんな『巨人』のIBMですが、大きくなりすぎた弊害として、昨今の高速で変容していく社会に取り残された感は否めません。

しかし、依然としてその巨大さと歴史が生み出したブランド力は健在で前述のクラウド事業でも売上高規模はマイクロソフト・アマゾン・ドット・コム・グーグルに次ぐ4位に付けています。 IBMはここ最近、投資家に失望されることが多いですが今回のレッドハット買収により今後5年、売上高の年複利成長率に約2ポイント貢献する見通しということです。 IBMの見通し通りレッドハットはIBM復活のカギとなるのか。今後が楽しみです。

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