『投資はリスク、預金はノーリスク』は正しい。投資家と庶民のリスクの考え方

投資実務
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最近、ネット証券の新規開設申し込みが増加しているようで、新しく投資家さんが増えることを心から望んでおりますYukiです。
とは言え、日本ではまだまだ投資家は少数派で、国民の金融資産は1,800兆円を超えているのに、その過半数は現預金となっています。
貯金ばかりして投資をしない理由として、よく挙げられるのが『投資はリスクがあるから』というものがあります。

『投資商品にはリスクがあり、現預金にはリスクがない』

それは、私も同意見です。ただ、ここで考えられている『リスク』というものを非投資家の皆様は勘違いされているのではないだろうか。と感じています。

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リスクってなに?

そもそもよく聞く『リスク』という言葉、どういう意味かご存知でしょうか。
リスク(risk)という言葉を調べてみると、「危険」や「恐れ」と言った日本語が出てきますが、本来【risk】という単語には「危険が起こる可能性」という意味があります。日本人はどうもリスクという単語を「危険性」という意味にしか捉えていませんが、経済用語としてのリスクは「危険が起こる可能性」から転じて「(将来の)不確実性」という意味合いが強いのです。

投資商品にはリスクがある

証券会社の口座開設申し込みの要項に必ず、『投資商品にはリスクがあります』という旨の記載がされているかと思います。その通り、投資商品にはリスクがつきものです。投資商品が人の感情によって金融市場を通して値段が刻々と変化する性質のものである以上、それは仕方のないことです。今日投資した100万円が明日80万円になっていることも日常茶飯事です。我々はたった5分後の株価にしても的確に当て続けることは不可能なことから、投資商品は『不確実性』の塊なのです。そのリスクを逓減させる方法こそ長期投資なのです。未来が不確実なものであるのに対し、過去のことはデータが残っているので、過去から未来を予測することは可能です。米国株式市場は過去200年間、平均年利7~8%の成長を見せており、30年以上投資を続けていればどのタイミングでも米国株投資で不利益を被ることはありませんでした。そのため投資のリスクと向き合うためには米国株への長期投資が最も効果的と言えるでしょう。

現預金はノーリスク

対して、現預金にはリスクがありません。確かにこれも正しいです。しかし、非投資家の人は、『リスクがない=損失をしない』と勘違いしているのです。それは誤った認識です。

『高度1万メートルからパラシュートなどの装備を付けずに飛び降りた場合のリスクはゼロである』


と聞いて、あなたは理解できますか?そんなことしたら危険だからリスクだらけだろ!と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私がここで使っている『リスク』と言うのは『不確実性』のことを指します。結果がわかりきっていることには、その事象が危険だろうが『リスク』は発生しません。わかりやすく言い換えると

『高度1万メートルからパラシュートなどの装備を付けずに飛び降りた場合、確実に死ぬ』

これだと納得できますよね?確実に死ぬのであれば、そこにはリスクはありません。待っているのは100%死ぬと言う将来のみです。今度は『現預金はノーリスク』を言い換えてみると

『現預金を持っていると確実にマイナスになる』

と言うことになります。現預金は長期的にはインフレに敵いません。100年前の1万円は現在価値で言うと5,000万円相当に当たります。つまり、物価は100年間で5,000倍になり、逆に現預金の価値は5,000分の1にまで下がってしまったことになります。日本はこの30年ほどデフレが続いていたため、インフレと言われてもピンと来ませんが、本来健全な経済活動をしている限りインフレというのは避けられず、経済成長にもインフレは必須です。インフレが年2%進むのであれば、現在の1万円は来年には9,800円の価値しかありません。仮に1万円を預金していたとしても、金利が0.001%であれば、利息は一円も発生しませんのでその分マイナスになったと言わざるを得ません。長期的にみて現預金は確実にマイナスになると言う点で私は『現預金はノーリスク』と考えています。そこには確実にマイナスになる未来しかないからです。

あなたはそれでも、確実に損をする現預金を選びますか?

投資商品にはリスクがつきものです。ただし、過去200年間、米国株式市場は平均7~8%の成長をしてきました。ちなみにこの平均リターンはインフレを加味した上での成長です。インフレが進んだ影響+7%の成長を見せてきました。そして30年以上投資をし続ければ、ほぼ確実に参加者全員が利益を上げてきた。つまり『30年を超えれば米国株式はノーリスク』の商品となるのです。実際には30年以上連続で増配を続けてきた優良企業の株なら、投資資金を配当金で回収するスピードも上がりますので、もっと早くにノーリスクになるかもしれない。

現預金はいつの時代も確実にマイナスになるタイプのノーリスク商品ですので、どちらに資金を置いておくのが正しい選択かと言うのは子供でもわかりますよね。

それでもまだ、あなたは現預金を選びますか?

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