高PERの罠。アルファベット(GOOGL)依然大幅な成長を見せるも期待を上回れず暴落

決算
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米インターネット検索大手グーグルの親会社アルファベット(GOOGL)が大幅に下落しました。4月29日に発表した1-3月期のアルファベット(GOOGL)の売上高は前年同期比16.7%増の363億3,900万ドルと素晴らしい成長を見せましたが、市場予想は売上高373億3,200万ドルと予想を上回ることができず、さらにEUが不正競争防止法違反でグーグルに課した制裁金15億ユーロの引当金を計上したことにより、純利益が29.2%減の66億5,700万ドルとなったことを受け、前日比7%超、100ドル以上の下落を見せています。

アルファベット(GOOGL)は予想PERが22~25倍程度と常に割高と言える水準ですが、その高PERが許容されていたのは、何と言ってもその成長率が凄まじいことにあります。


(Morningstarより)


アルファベット(グーグル)(GOOGL)はここ10年で売上高は6倍以上に成長しており、メインの広告業による収益はほぼ原価がかからないため、当然と言えば当然なのですが粗利率も常時50%台超というとてつもない優良企業であることが伺えます。

アルファベット(GOOGL)は、検索サイト最大手グーグルを所有しており、インターネット検索をすることを『ググる』『グーグル先生に聞く』などという言葉の語源になったほど、大きなシェアを確保しています。さらに、詳細は公開されていませんが、アルファベットの傘下には動画投稿サイト『YouTube』もあり、YouTubeからの広告収入もすでにかなりの割合を占めていると言われています。

広告収入というのは景気にかなりの影響を受けるため、好況の間は著しい成長を見せるのですが不景気の間はどうしても低迷しがちです。加えて、アルファベット(GOOGL)はまだグロース株として成長段階にあると判断されており、配当金を出しておりません。
今後数年以内に米国がリセッション入りするであろうと言われているなか、長期投資家はグーグルに投資するべきか否かの判断をする際に、今後も今まで通りの成長率を見せるのか(高PERの裏付がハッキリしているのか)、このまま配当金が支払われない間は配当再投資をすることもできないなどといった点を考慮する必要があります。

配当再投資を前提とした長期投資家の皆様には、アルファベット(GOOGL)株はまだ投資対象外かもしれませんが、とは言えアルファベット(GOOGL)株のシェアの大きさはもはや『生活必需品』とも言えるかもしれません。GAFAブームが過ぎ去って、アルファベット(GOOGL)株が配当を分配し出し、割安に放置される時期が来れば投資対象としては非常に魅力的と言えるのではないでしょうか。

今回は四半期で売上高で市場予想を上回れなかったというだけで依然16%という成長を見せているアルファベット(GOOGL)株、適正なPERに落ち着けば、いつかはポートフォリオに加える時期が来るかもしれませんね。

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