不労所得とは、その名前の通り、『働かなくても得られる所得』のことを言います。あなたは、仕事に追われている時ふと不労所得があればな…と考える時はありませんか?私はあります。(笑) 特に、今の季節は決算期のためとても忙しく、何のために働いているのかわからなくなることがあります。もともと転職を繰り返していることもあり、会社に忠誠心を示すような真面目な会社員タイプでもないので、不労所得にはとても憧れます。
不労所得を得るために色々な投資に手を出す方がいらっしゃいますが、およそ不労所得とは言えないような投資もたくさん存在しています。
不動産投資は不労所得か
代表的な投資先は不動産ですね。名著『金持ち父さん貧乏父さん』の人気により、一気に広まった不動産投資ですが、毎月一定の家賃が振り込まれ続けるため不労所得とお考えの方もいらっしゃいます。ですが、不動産投資は全く不労所得というわけではなく、入居者を確保するために広告を出したり物件の管理をしたり…また入居者がいれば入居者対応も必要で、家賃回収や退去時の対応、住民トラブルの解決など様々な業務が存在しています。もちろんある程度外注することは可能ですが、外注に頼りすぎると赤字になってしまうなど難しいところです。不動産投資は全く不労所得ではなく、むしろ事業と言えるでしょう。とは言え、事業として規模を大きくすればお金持ちを目指すことも可能です。
ブログは不労所得か
私もブログにアドセンス広告を貼り付けて少額ながら収入を得ているのですが、ブログはある程度のストック(記事)を積み上げれば勝手に広告収入が入ってくるというイメージを持たれがちです。とは言え、ブログもそんなに甘いものではなく、毎日コンスタンスに更新することで読者の皆さんに記事を読んでもらえるという性質のものですので、不労所得とは呼べません。とは言え、自分の好きな分野で毎日好きなことを書いて収入を得られるというのはメリットかもしれませんね。
本物の不労所得と呼べるのは株式からの配当金のみ
この世で唯一、寝ててもお金が入ってくる不労所得と呼べるのは保有株からの配当金のみです。同じ株式投資でもデイトレーダーではやはり平日の昼間にずっとモニターの前に張りついて売買をする必要があり、とても不労所得とは呼べません。株を保有し続けるだけでその株を発行している会社が大きな利益を上げてくれるため、その利益の恩恵にあやかることで私自身何もしなくてもお金が振り込まれるのです。
株主の仕事は『リスクテイカー』
株主の一番の仕事はリスクテイカーであるということです。人が恐れている時にリスクを取って企業を支えるために投資をするというのが株主の仕事です。配当金はそのかけがえのない仕事に対する報酬であると考えれば、合理的ですよね。
皆さんも本物の不労所得、配当金を得るために1日でも早く投資家デビューをしてくださいね!