いくらで買うか?が問題だ

投資実務
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米国株への長期投資において、30年以上保有し続ければ、債券以上のリターンは確保できるというのは歴史的に証明されております。とはいえ、買値は常に大事です。

いくら超優良企業とはいえ、高値で購入してしまっては長期的なリターンは限りなく小さくなってしまいます。今回は、初めて株を購入する時に、うっかり高値掴みしないように、注意点をお伝えしていきます。

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高値掴みを防ぐには

結論から申し上げますと、高値掴みを防ぐためには『配当利回り』に注目することが大切です。配当利回りが高ければ、その株価で買っても問題ない水準であると考えられます。長期投資の利益の源泉は実は配当金にあります。当然、株価が上がろうが下がろうが保有し続けるため、当然と言えば当然なのですが、配当金をおろそかにしてはいけません。
むしろ、今後急激な成長を期待できない優良銘柄だからこそ、配当利回りは常に留意する必要があります。配当利回りが高いということは、株価は安値状態にあると判断できるのです。

配当利回りと米国10年国債利回りを比較する

配当利回りが高いかどうかを判断する材料として現在の配当利回りと米国10年国債利回りと比較する方法があります。比較対象として米国10年国債を引き出すのは、国債がノーリスク資産だからです。例えば、米国10年国債利回りが現在2.5%前後を推移しておりますが、それと比較してリスク資産である株式の配当利回りが2.0%しかないとすれば、少し株価が高すぎるのではないか?と判断できます。言い換えれば、ノーリスクで年間2.5%の利息を受け取ることができるのに、リスクのある株式に投資して2.0%しか配当金を受け取れないという水準まで株価が上昇しているということになります。 ですので、現在のように米国債の利回りが2.5%前後であれば、配当利回りは3%以上あることが望ましいと言え流でしょう。

例外-ハイテク株は増配率をチェックせよ

例えば、アップル(AAPL)はiPhoneやiPad、Mac製品など今や人々の生活に根付いたブランド力を有する企業と言えます。そんなアップル(AAPL)の配当利回りは現在1.5%前後まで低下しています。じゃあ、現在のアップル(AAPL)の株価は割高なのか?と言われると、正直分かりません。笑
というのも、アップルのPERは16.4倍とまだ割高といえる水準ではないからです。他にも、WindowsやOffice製品でおなじみのマイクロソフト(MSFT)やクレジットカード決済の圧倒的シェアを誇るビザ(V)とマスターカード(MA)なども配当利回りでみれば、0.5%台から1.5%台と、どれも米国10年国債利回りを下回っています。
ですが、例えばマイクロソフト(MSFT)は2009年からの2019年の10年間で3.3倍、ビザ(V)は同期間で配当金が9倍、マスターカード(MA)に至っては、驚愕の22倍!となっています。
つまり、これらのハイテク株は莫大な利益を源泉にガンガン増配することが市場から期待されているため株価が暴落しづらく、結果的に配当利回りが低くなりがちです。さらにハイテク株はほんの少し前まではセクター全体が成長段階であったため、配当を出し始めてから数年や十数年という企業がほとんどです。ですので、これらのハイテク株は配当利回りだけでなく、増配率も考慮してみることをおすすめします。

これは結果論ですが、2009年の初頭(2009年初頭の株価13.36ドル※株式分割考慮後)にビザ(V)に投資をして保有し続けていれば、株価が約12倍になっただけでなく、投資した金額から算定した現在の配当利回りは7.48%(2019年度年間配当金額1ドル/投資時点株価13.36ドル)となります。
さらにマスターカード(MA)であれば、2009年の初頭(2009年初頭の株価14.98ドル※株式分割考慮後)株価は約16倍、投資金額から算定した現在の配当利回りは8.81%(2019年度年間配当金額1.32ドル/投資時点株価14.98ドル)となり、配当利回りが低いからといって投資対象から外してしまうのはもったいない存在です。

とはいえ、今後もハイテク株は今まで通りの増配率をキープできるのかという点は誰にもわかりませんので、判断の難しいハイテク株は外的要因などで市場全体が大きく下げたタイミングで追加投資していくのがおススメです。決して恐れてパニック売りなどしないよう気を付けてください。

買値は大切だが、最も大切なのはいつまでも躊躇しないこと

米国株は直近で最高値を更新していく見込ですので、今の市場から割安な優良株を探し出すのは至難の技です。買値が大切なら、次の市場の暴落を待とうという投資家の方もいらっしゃいます。しかし現在が割高だとしても暴落がいつ起きるかということを予測するのは不可能ですので、それなりの投資資金が貯まった段階で、少しずつ投資を始めていき、暴落が起きた時も同じように投資を続けるということ大切です。なんだかんだと理由を付けて始めないというのが一番の機会損失となるということは肝に銘じておいてください

まとめ

・基本的には配当利回りに注意せよ!
・ハイテクセクター株は増配率にも注目!
・外的要因による調整局面では買い増しすること!
・ただし、待ち過ぎて行動に起こせないのは厳禁

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