【Q&A】従業員持株会には加入すべきではない3つの理由

投資の考え方
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私は副業でたまに資産運用について相談に乗ることがあるのですが、大手企業に勤めておられる若手社員の方からよく

「従業員持株会というのがあるんですが、加入した方がいいんでしょうか?」

という質問を受けます。私は一応制度の詳細を聞きつつも加入すべきではないという結論を出しています。

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従業員持株会とは?

まず、従業員持株会についてですが、従業員が給与から天引きで自分が勤めている会社の株を購入できるという制度です。メリットとしては、『奨励金』という制度があり、買付金額の数パーセントから中には100%の奨励金を会社が出してくれるという点があります。
例えば奨励金が10%の場合、天引きで5万円を拠出すれば、会社がその10%の5千円を支払ってくれて、5万5千円分の株を購入できるということです。確かにこれはかなりのメリットです。
ちなみに私が勤めている会社でも従業員持株会があり、奨励金として5%の会社負担があります。

なぜ従業員持株会に加入すべきでないか

では、奨励金という大きなメリットがあるにも関わらずなぜ従業員持株会に加入すべきではないかというと、理由は大きく分けて3つあります。

最も大きなリスク、集中投資リスク

皆さんが従業員持株会に加入し、お勤めの会社の株を購入していたとして、仮にその企業が倒産してしまった場合、どうなるでしょう?あなたは職を失うばかりでなく、従業員持株会でコツコツ積み立てた株も紙くずとなってしまい、何も残らなくなってしまいます。あなたがお勤めの会社が、もし斜陽産業だったり業界の2番手以降で著しい成長を見込めない場合はさらにリスクが高まりますので、持株会に加入すべきではないでしょう。

自由に売買できない

2つ目の理由は、持株会で購入した株は自由に売買できないという点です。持株会に加入しているということは自社の社員ということですので、当然インサイダーの要件に引っかかりやすくなります。決算の前後などは特にシビアで、業績が悪化しそうだから売却しようということはできないのです。日本企業の株というのはハイアンドローを楽しむギャンブルのようなものですから、自由に売買できないのはかなりの痛手です。

日本株の成長に期待できない

最後の理由は、根本的な話となりますが、日本株の成長に期待ができないからという点です。
それは近年成長著しいセクターであるIT関連でも同じで、自分で勤めていてこう言うのはなんですが、むしろ日本のIT企業なんて世界的に見れば本当にお粗末なものばかりです。
さらに、私が勤めている会社はPERも確か20倍後半~30倍くらいかな?割安ではなく、マイクロソフト(MSFT)やビザ(V)、アルファベット(GOOGL)などと同じPERの水準です。

どうせ投資をするのであれば、5%の奨励金をもらうよりマイクロソフト(MSFT)やビザ(V)、アルファベット(GOOGL)に投資をした方がリターンが大きくなるのは目に見えています。
日本株全体が政府によって買い支えられていると言う事実がありますので、それがなくなれば今の株価水準を保つことは難しく、あなたが売りたいなと思う頃には、株価が取得単価の半額以下になっていた。なんて悲惨なことにもなりかねません。

まとめ

これら3つの理由から、私は基本的に従業員持株会は奨励しておりません。もしもあなたが、IPOを目指しているベンチャー企業にお勤めなのであれば、その会社の持株会であれば、将来上場を果たした時に大金を手にすることができるかもしれません。ただし、IPOを目指している会社のうち、実際に上場にこぎつけることができるのがほんの一握りであることから、大変リスキーなギャンブルとも捉えられます。投資は自己責任で…

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