【東証カジノ】5期連続赤字中のオンキヨー(6628)2年ぶりのジャックポットも、群がるイナゴ投機家は全員助からない運命か

投資の考え方
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昨日、Yahooファイナンスで日本株市場を覗いてみたところ、オンキヨー(6628)が値上がり率前日比60%で、値上がり率・出来高・そしてYahoo掲示板への投稿数が全て1位と大変インパクトがありました。正直よく知らなかったのですが気になったので調べてみました。

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オンキヨー(6628)はまさに昭和な老舗メーカー

オンキヨー(6628)はその名の通り音響機器の老舗メーカーで昭和時代には高級路線ながら音質の良いコンポやスピーカーなどのAV機器が人気があったようです。我々20代にはあまり馴染みがないですが、40代以上の方にはそれなりに人気のある企業だそうです。さて、時代は流れ平成も末期になった頃にはオンキヨーのAV事業に陰りが見え始めます。特にここ最近は5期連続で最終赤字を計上しており、2016年よりGC注記(継続企業の前提に関する注記)が付いており、これは簡単に言うと、『いつ倒産しても知りませんよ。我々は警告しましたからね!』という経営者からの警告メッセージです。まさに時代に取り残されて風前の灯の企業という印象を受けました。

主力事業のAV事業を売却・・・それで株価が上がるのってアリなの?

先週、WBSでオンキヨー(6628)が主力のAV事業を米・サウンド・ユナイテッドなどに売却するというニュースを見ましたが、売却価額が約82億円で同意を得られたとのことです。
確かに前日まで株価は30円、時価総額40億円程度の企業が82億円で事業売却ができたということは短期的に見ればプラスの要因かもしれません。今回、1日で一時前日比90%プラスという滅多に見ないジャックポットを見せたのもその材料が好感されたからでしょう。とはいえ、主力のAV事業を売却してこれからどのように生き延びるというのでしょう。もちろんAV事業が斜陽産業であるというのは言わずもがなでオンキヨーと共同で子会社を設立したパイオニアも今年の3/27でアジア系ファンドの傘下に入り上場廃止となりました。ちなみにこのパイオニア、上場廃止になる直前まで日経平均株価を構成する日経225の銘柄の1つだったというから呆れます。これがNYダウであれば業績が悪くなればいくら歴史があろうとゼネラル・エレクトリック(GE)のように構成銘柄から追い出すということが頻繁にされています。というかそれが正常だと思います。ちなみに、オンキヨーとパイオニアが作った子会社、「オンキヨー&パイオニア」もAV事業の売却と同時にサウンド・ユナイテッドに売却されるとのことです。私にはこれがどうしてもプラスの材料とは判断できず、これで株価が1日で倍近くまでなるところが、短絡的なイナゴ投機家しかいない東証がカジノと言われる所以だなと感じます。

株価高騰は実に2年ぶり!というか2年前は300円あった株価が10分の1になったという事実を投資家は冷静に受け止めるべき

Yahooファイナンスでオンキヨー(6628)のチャートを見てみたところ、今からおよそ2年前の2017年にも急騰し、1株300円を超えたこともあったようです。

見事に綺麗な右肩下がりを見せる

しかしそれ以降、妥当に株価は右肩下がりでわずか2年で10分の1の30円という値段をつけました。これからはどうやらヘッドフォンやイヤホン事業に集中するとのことで、それに加えて「オンキヨー」ブランドの特許収入が少しだけ見込めるとのことです。令和になったこの時代にヘッドフォンやイヤホンに集中投資をしたところでどれだけのリターンが見込めるでしょうか。そもそも、AV事業の売却の前には所有していた土地を売却したり子会社を売却したりと特別利益でなんとか延命している状態で内情は相当な自転車操業なのではないでしょうか。今回、100億円弱のキャッシュが入ってきたところで、それが実を結ぶまで、果たしてオンキヨー(6628)は生き延びることができるのでしょうか。

まとめ

たとえ株価が300円でも私は絶対に投資をすることはないですが、興味本位で少し見た感じだと、近々また株価が30円に戻ってもなんら不思議ではないなと感じました。このような銘柄が上場している東証はまさにカジノであり、安心して資金を預けておける市場ではないなと改めて感じました。皆さんも短期的な投機で稼ごうなどと欲張って、足元を掬われないよう気をつけてくださいね。

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