【朗報】投資の世界で最も有利なのは「自分に自信のない若者」であることが判明!

投資の考え方
スポンサーリンク

経済学者の間では、「資産運用の一番の敵は自信過剰である」というのが通例となっているそうです。自分に過度の自信を持っている人は資産運用の世界では運用下手だと言われています。
日本は、先進国の中でも圧倒的に投資家が少ない国であり、国民の総資産の内訳では株式の保有率はわずか3%と言われています。
欧州の中ではかなり保守的と言われるドイツでも預金の割合は3分の1ほどで、株式の保有率は14%と日本より圧倒的に割合は高いです。

日本人が投資を始めない大きな理由の一つとして挙げられるのが「自信がない」からだそうです。ですが、「自分に自信のない若者」が最も投資が上手であるとすれば、自信がないという方こそ投資を始めるべきです。

スポンサーリンク

なぜ自信のない人ほど投資が上手なのか

経済学者のブラッド・バーバーとテランス・オーディーンらが「男女ではどちらの方が投資が上手なのか?」というテーマで研究をしたところ、男性の方が女性と比べて投資に対する自信がある一方、自信のない女性の方が、自信のある男性よりも優れた運用成績を残したことが分かりました。
この結果を踏まえて、これは性別の違いというよりは、「自信過剰な人ほど資産運用が下手なのでは?」という考察がされています。その理由として、自信過剰な男性陣の方が近視眼的な(短絡的な)取引を好み、手数料や税金などで余計な費用がかさみ、リターンが悪かったからです。

「若者」の方が有利な理由も同様

一方、「若者」の方が投資に有利な理由も同様で、日本証券業協会の調査によると、「年輩の人ほど近視眼的(短絡的)な投資行動が目立つ」ことが分かったとのことです。これは、人間が年を取るごとに社会での経験値を頼りに自信過剰になるばかりでなく、残りの寿命が短くなっていくため長期的な思考が出来なくなってくるからだと言われています。以前の記事にも書いたように、投資を始めるなら若いうちからが有利というのは当たり前ですが、若ければ若いほど投資期間が長いため、よりリスクを抑えながら長期的に投資資金を市場に投入しつづけることができるのです。

これからは、自分の寿命は100年以上であるという前提で考えること

年を取るごとに残りの寿命を意識してしまうのは生物学的に仕方のないことですが、これからの時代は「人生100年時代」となるため、今まで以上に寿命が延びるということを考慮に入れておかなければなりません。もし、現在と同様に80歳くらいで亡くなるというシミュレートで人生設計を行った場合、残りの20年間は金銭的に困窮してしまうなんてことになりかねません。
何にせよ、彼らの研究で判明したことは投資期間がリターンに与える影響がかなり大きいということですので、寿命が延びればその分投資期間を長くとることができてラッキーくらいの気持ちで捉えて、長期投資思考で株式市場と向き合って行くことをおすすめします。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました