【有事の金】世界共通の通貨である金が再び注目。リスクヘッジに購入すべきか

投資の考え方
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世界中に存在する金を集めても50メートルプール3杯分にしかならない。とよく言われますが、金はその希少性から古代より大変価値のあるものとして扱われており、今でも『有事の金』と言われるように経済の先行きが不透明な時には投資対象として人気が出てきます。
現在も例に漏れず米中貿易摩擦や北朝鮮問題などによって、世界経済が先行き不透明になる中、「金投資」が再び注目されています。そのメリットとデメリットを考えてみましょう。

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金のメリット

金のメリットはやはり『有事の金』として経済危機の際にも資産を守る効果があるという点が一番のメリットでしょう。例えば、2008年に発生したリーマン・ショック。8月末時点の日経平均株価は約1万3000円でしたが、10月末には約8600円まで下がりました。対して同時期の金の平均価格は、8月が1グラム当たり2983円(田中貴金属、以下同)だったのが、10月でも2665円にとどまっています。その後も日経平均は低迷が続き、4年後の2012年8月末時点でも約8800円と低迷したまま。一方で、金は2012年8月の平均価格が4159円と約39%上昇しました。これは年平均で約10%の利回りが確保できたことになります。2000年のITバブル崩壊の際も日経平均が下落する一方で、金価格は上昇していることから、先行き不透明な時代には金を保有するメリットはあると考えるかもしれません。

金のデメリット

対して、金のデメリットは保有していても何も得られないという点です。当然ですが、純金の延べ棒を1キロ保有しているからといって、次の年に重さを測ったら10グラム増えていた。なんてことはないのです。株式であれば、仮に年3%の配当を受け取れる銘柄を10年保有すれば30%になりますが、金にはそれがないというのが大きなデメリットです。

金と株式の過去のトータルリターンを比較してみた

このブログでもたびたび登場する名著『株式投資の未来』によると、1801年に投資した1ドルがその後どうなったのかを比較したデータが掲載されています。

1802年から2003年の200年間の期間では、1801年に金に投資した1ドルは2003年時点では1.39ドルになったのに対し、株式に投資した1ドルは59万7,485ドルまで成長しました。これは、金が保有をしていても何も生み出さないために、インフレ調整程度の価値の上昇しかしなかったのに対して、株価はインフレを加味して企業はどんどん成長を続け、さらに配当を再投資することで株数自体も増加し、結果的にインフレ調整後で60万倍弱という成長を遂げたという結果になりました。

まとめ

これらの結果から、先行き不透明な時期でも投資家は金へ資金を逃す必要はなく、先行き不透明で株価が軟調な時期にこそ持ち株の株数を増やすチャンスであると捉え、積極的に買い増しをしていく必要があると言えるでしょう。

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