近年では、喫煙者の割合がかなり減少し、飲食店でも原則禁煙化となったことから、喫煙者の方には肩身の狭い生きづらい世の中になってきたことと思います。私は喫煙しないため気づかなかったのですが、街中から喫煙スペースも徐々に減少してきているようです。
さて、今回はタバコを吸い続けることによるデメリットを改めて見てみましょう。
デメリット1:タバコ1本で寿命が14.4分縮まる
タバコを1本吸うごとに寿命が14.4分縮まると言われています。つまり、タバコ一箱で288分(4時間48分)の寿命が奪われていることになります。もしも、昭和の時代から社会が禁煙ムードになっていたとすれば、日本人の平均寿命はすでに100歳を超えていたかもしれませんね。
デメリット2:美肌、健康な歯を失うリスク
タバコを吸うことでビタミンCが失われ、活性酸素が発生し、シミやシワが出来やすくなるとの報告があります。さらにヤニにより歯が黄色く、脆くなり、9本以上の歯を失うリスクが非喫煙者よりおよそ3倍になります。若々しさを保つには喫煙はNGということですね。
デメリット3:経済的な大ダメージ、1,000万円以上を失う
例えば、20歳から80歳までの60年間、1日1箱タバコを吸い続けたとした場合、およそ1,095万円の出費となります。しかもこれは1箱=500円で計算しているため、今後たばこ税の増税によりタバコ1箱がさらに金額が上がるだろうことから、これ以上の出費は覚悟しなければなりません。
デメリット4:肺がんになるリスクが非喫煙者の4.5倍に
タバコは煙を肺に入れるものですから当然最もダメージを受けるのは肺ということになります。
喫煙習慣があることで肺ガンになるリスクは非喫煙者のおよそ4.5倍になるとの研究報告があります。ちなみに、肺ガンは最も死亡率の高いガンです。
あなたは喫煙を続けますか?
これらのデメリットがありながらも、タバコは麻薬よりも中毒性が高く、なかなかやめることが難しいと言われています。でも、ご安心を。もしあなたの肺が喫煙習慣によってガンに侵されてしまったとしても、メルク(MRK)の『キイトルーダ』が肺ガン治療に有効であることが証明されています。定期検診と早期発見が重要ですので、喫煙者の方は特に検診を怠らないようにしてください。
さて、これらのデメリットを見てタバコを辞めようとお考えのあなた。大変素晴らしい英断だと思います。今までタバコを吸って搾取される側だったのですから、今度は搾取する側に回りませんか? 今なら大手タバコ会社のフィリップ・モリス(PM)やアルトリア(MO)、ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)などは割安と言える水準かもしれません。肺ガンの特効薬『キイトルーダ』のメルク(MRK)もオススメの銘柄です。今までタバコに消えていた資金を使ってこれらの馴染み深い銘柄に投資することは資産形成の第一歩と言えるでしょう。投資は自己責任でお願いします。