日本では必要以上にお金を稼ごうとすると、成金だとか守銭奴とか影で悪く言われ、果てには性格が悪いだの冷たいだの、人格まで否定されかねません。特に株式投資をしているなどと言おうものならそんなことしないで、地道に働きなさいと諭される次第です。
世間に『お金持ち=悪』の構図が広まった理由
『お金持ち=悪』という構図は、日本のドラマや漫画などの作品でも多く、時代劇の越前屋や、カイジの兵藤和尊など金の亡者として描かれているお金持ちの敵キャラは数えきれないほどいます。
また、私は関西人ながら子供の頃から巨人ファンでした(かなり肩身の狭い思いをしました。笑)。当時の巨人と言えば、各球団の四番バッターばかりをお金でかき集めて作ったような超重量打線がウリで、他球団のファンからはかなり叩かれていました。お金を持っているだけで悪者扱いを受けるのは、その方が世論からウケるからに他なりません。一般的に知られるお金持ちと呼ばれる成金の人はどことなく鼻につくキャラクターで、貧乏人から見れば叩きやすいターゲットとなるのです。
『お金持ち=悪』はフィクション!現実は貧乏人こそ悪である
ですが、こういったお金持ちの敵キャラもフィクションですし、当時の巨人も日本一になる程強かったです。お金があるということは素晴らしいことです。決して悪などではなく、むしろ善良なことです。ブリティッシュ・コロンビア大学の研究によると、「お金があれば幸せになれるとは限らないが、お金があれば不幸は減らせる」ことが判明したそうです。現実として、犯罪の動機として最も多いのは金銭トラブルであることを考えると、貧乏人と貧乏こそが悪だということは一目瞭然と言えるでしょう。
貧乏人は自分が貧乏であるのは自分のせいだと認めたくない
現在の日本に生まれ、収入以下の生活をし、コツコツと投資に励めば誰でもお金持ちになることは可能です。つまり、貧乏人が貧乏人である理由は自己責任に他ならないのです。とは言え、貧乏人は責任転嫁する生き物ですから、自分が悪いのではない、社会が悪い、国が悪いだのとわめきちらします。お金持ちが悪だと思いたい気持ちはそれらの劣等感から来るものであるとも言えるでしょう。
あなた次第でお金持ちになるチャンスは誰にでもある
あなたが将来お金持ちになるか、貧乏人になるかは不明です。なぜならそれは自己責任と言えるため、あなたの努力次第だからです。ですが、あなたがお金持ちになることを望むのであれば、ほんの少しでもお役に立てる情報をこれからも発信できるよう尽力してまいりますので応援よろしくお願いいたします。